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仕事・育児家事の矛と盾はSNSで整える

たまには、真面目な記事も書きます。笑


父親は稼ぎに出て金を稼げばいい。
母親は育児家事をして家を守ればいい。
こんな考えは、完全に時代遅れだ。

じゃあ、
父親と母親共に仕事、育児家事をする社会が来れば、良い社会と言えるのか?

こんな疑問と、自分なりの答えを
ツイートしてみました。
今回は、このツイートの深掘りをしたいと思います。

父親、母親、共に仕事・育児家事に取り組めば、良い社会になる。
とは限らない。

これが、僕の考え方です。

もちろん、女性の社会進出が進むことは、ジェンダー平等の面で見ても良いことだと思う。

国も成長戦略の一つに掲げて、継続して取り組むべきと思う。

だけど、
女性の社会進出が矛であるとすると、
盾を同時に整備する必要がある。

じゃあ、
この場合の矛に対する盾って何?
って考えた時、
矛=女性の社会進出▷経済面強化。
盾=男性の育休取得や意識改革▷社会面整備。

と、考えています。

つまり、
経済面を強化するのであれば、社会面の整備が必要であって、女性の社会進出が進むのであれば、男性の育児家事への介入はセットで行われないと、バランスが崩れるということになる。

事実、
女性の育児家事に充てる時間は年々減少してきているし、ワーママって言う言葉も当たり前のように耳にするようになった。

逆に、男性の育児家事に充てる時間は年々増加している。

であれば、
男性の労働時間は必然的に減少していないといけない。

でも現実は、
男性の労働時間って、H23年〜H28年の5年間で、


たった7分しか減少していない。

※最新の調査は今年更新されるらしいので、上記の期間が同調査の最新情報です。

男性は労働時間があまり減少せず、育児家事に充てる時間が増えてきているという現実がある。

これでは、家庭という単位で見た時に、バランスが崩れて当然。

そして、男性の産後うつという社会問題が進んでいる。

だからといって、男性が育児家事をしなくていいか?と聞かれると、その答えはNoですよね。

繰り返しになりますが、今の子育てを取り巻く環境は、家庭単位で閉鎖的であり、妻・夫関係なく育児・家事をしていかないと成り立たない環境なんです。

この状況を社会が認知し、改善していかないと仕事と育児家事の両立が難しくなり、精神を病んでしまう夫もいるだろうし、両立は難しいから仕事だけに専念するという姿勢で妻に育児家事の負担が偏りすぎ、妻が精神を病んでしまうパターンももちろんある。

特に危険なのは、育児・家事を妻側の役割として夫が一線おいてしまっているパターン。

冒頭にも書きましたが、女性の社会進出は進んでいるんですよね。

それは男性の育児家事への介入よりも圧倒的に社会の認知は高いんですよ。

となると、女性が職場で求められる仕事への責任も高くなるのが必然なんですよね。

ここで、子供がいて急に仕事を休んだりする機会が何回かあると、旦那さんにも協力してもらいなよ。
そういう社会じゃん。
っていう流れになってくるんですよね。

ただ、男性側の育児・家事への介入は全然理解が進んでいかない状況。

となると、間に挟まれる女性の役割は職場でも家庭でもかなり大きなものになってしまうのではないかと思っています。

現在、男性の産後うつという言葉が増えてきて、次に何が起こるのかと考えていくと、職場での女性に対する業務過多と家庭の両立というジレンマだと思っています。

そうなると、次に何が起こるのか?

子どもなんて作る余裕がない。

金銭面で子どもを養っていく蓄えはある。
子どもを育てていきたいという意思もある。
それなのにストップがかかるのは「仕事」の存在があるから。

これ、今でもこのケースで子どもを持たない人いると思いますが、今後もっと増えると個人的に思っています。

子どもを持つ持たないって、家庭家庭で決めれば別によくない??って思うかもしれませんが、ただでさえ出生率が低く、高齢化が進む日本で、今以上に出生率が落ちたら、間違いなく今より暮らしにくい環境になるでしょう。

自分の暮らしもそうですが、我が子が将来暮らしていく世界を想像すると、変化を起こさなきゃまずいと思っています。

その中で、男性の育児・家事への介入が社会的に認知されていくということに、大きな価値があると思っているわけです。

であるにもかかわらず、子育て世帯をサポートしていく大胆な政策ってないですよね。

育休の制度が一部変わったり、呼び方を変えよう!という政策は行っていますが、正直やらないよりやった方がいいかなレベルの変化しかない。

個人的に、日本における出生率を上げる取り組みは、世界レベルで見た時の環境問題に対する取り組みレベルで変化を起こす運動が行われないといけない大問題だと思っています。

ただ、この問題は簡単に解決できる問題ではないと思っています。

少子高齢社会という特性上、若い世代への政策が後回しになるのは常なので。

すんなり解決できる問題であればもう革命的な政策が行われているはずですしね。

SNSを通した活動

なにもしなければ変わっていかない。

だからこそ、noteをはじめとするSNSを通して発信し続けていくしかないと思っています。

個人的に、発信力はまだまだですが、子育て世代や、その次の世代=自分の子供たちの世代が苦しむことが分かっていながら、変化を起こせる行動を何もしないということが嫌ですし、生まれてくれた子供たちに少しでも良い環境で暮らしていってほしいという親として当たり前の願いを当たり前のようにかなえてあげたいんです。

SNSを見ていても、子育て世代の妻から夫に対する強烈な愚痴を目にすることが何度もあるし、そのような発言が、かなり共感を得ている。

これって今の育児環境における夫婦のすれ違いの象徴のような現象だと思います。

根っから育児に無関心な男性も中にはいるでしょう。

だけど、社会的に男性も育児家事するのが当たり前だよねっていう考えがしっかり浸透すればこのような声はある程度減ってくると思うんです。

個人的に、微力ではありますが、Twitterやスタエフ、そしてnoteを通して、大きく2つのテーマを持って発信しています。

1.子育てを取り巻く環境に対する問題提起
2.子育てって楽しいって思える日常の提供

この真逆の2つのテーマ。

でも、目的は一緒なんです。

出生率の向上。その前提となる、子どもを持つ意志のある方への環境づくりと後押し。

今の子育て世代、そして、子どもたちが日本でマイノリティにならず肩身の狭い思いをせず生活していくためには絶対に変化を起こさないといけない。

ほんとに困ってからどうしよう?ではどうしようもできない。

だから、そのために発信を続けていくんです。

最後に、
Twitterで #今日の子とわざ というタグをつけて毎朝6時に投稿する取り組みを始めました!

これは、子育てって楽しいって思える日常の提供を少しでも出来ればな!と思って始めた試みです。

クスッと笑える。子どもって、家族っていいな!と思っていただけるような発信を心がけていますので、ぜひTwitterも覗きに来てください!!






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