手段と目的を混合してしまうと、うんこになる話。

さてさて、ここ最近少し調子も良くなってきて、ダークサイドから抜け出すこともできそうです。

やはり、ダークサイドではなく、ジェダイの騎士でいるべきですな。

ということで、真面目シリーズになっちゃいます。
面白くはないので、下ネタやエロを期待している人はここらか先は見なくておっけーです!
それ系はまた次回書きますね(^^)

はい、では真面目になります。

私はリハビリの仕事をしています。

では、リハビリとは、それ自体が目的になりうるでしょうか??

答えはNOです。

リハビリは目的ではありません。

手段です。

全人的復権のための手段です。

簡単に説明すると、再獲得したい生活動作や、もう一度してみたいこと、社会との関わりを取り戻すということを目的に、リハビリをするわけです。

たまに勘違いしているリハビリ職がいるのですが、目的を達成できるのできるのであれば、別にリハビリ以外の方法でもいいわけです。

リハビリよりも効率よく、最短で、きちんと結果を残し、目的を達成できるのであれば、それで全く問題ないわけです。

私個人はリハビリは生産性的にはすこぶる非効率的だと思っていますが、その話はまたいつかします。(大切なことだし、必要としている人がたくさんいるのは、もちろん分かっています。)

リハビリを目的にしてしまうと、もはや何のためのリハビリか謎になってしまいます。

目的がない手段は何も意味をなさないからです。

例えば、職場で個々人の目標管理シートなるものを作成するとします。結構細かいことを書かされますが、どの職場でも似たようなものがあると思います。

これにも目的がないといけないわけです。ただ、目標管理シートを記載、はい、終わりでは意味がないのです。

このシートを用いて1年間目標をもって頑張れ的な意味合いとは思いますが、そもそも、そのシートを意識して仕事しません。仕事をしていればその都度、新しい問題や新しい目標・目的がでてきます。そのとき記載した目標管理シートを1年間意識して使い続けるというのは、1年間目標を変更できていない、変容できていないので、個人的には無意味だと思います。1年間かけての大きなプロジェクトや改革とかがあるなら別かもしれませんが………まぁ、でも、それならなおのこと、どんどんするべきことが変わってくると思います。

だから目標管理シート等は、細かいことは気にせず、大きな目標だけを記載して、あとは個々人でそれに向けて色々なルートや方法を模索しながら達成すればいいでしょう。

目標達成のための方法を、目標に向けて動き出す前から決めて、それ通りにする、個人的にはあまりにも無意味だと思っています。管理のための管理ならば目的と手段を混同しています。

最近はコロナの影響で、多くの業種で仕事のスタイルが変わってきていると思います。

でも中にはまだ無意味な会議をしているところもあると思います。

そもそも会議がなぜ無意味なのか、それは会議することが目的になっているからです。

会議も手段であり、目的にはなり得ません。

そこを勘違いして会議をしていると、いつまでも意味のないダラダラした話し合いが続いてしまうのです。

どんなことに関しても、これは方法なのか目的なのか、きちんと見極めて取り組んでいくことで、シンプルで無駄なく、円滑に物事を進められると思います。

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