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意外と多い!四つ這いでの手首の痛みを考察する

こんにちわ!

理学療法士の澤田です。

リアル運動療法もあと数回となってきました。最後までよろしくお願い致します。

今月のテーマは「手関節」になります。

今回は四つ這い位のエクササイズをする際に「手首が痛い!」という方への改善方法を考えていきたいと思います。

この症状結構多いかと思います。

また、エクササイズを行っていく上で四つ這い位になることって意外と多いのではないでしょうか?

そんな時に手首の痛みによって四つ這い位がとれなかったりすると、提供できるエクササイズの種類が限られてしまいます。

痛みの要因なのですが、単純に手首が硬さによって痛みが出る場合もありますが、意外と体重の掛け方など違う要因で痛みが出ている場合もあります。

手首の硬さや構造的な問題が要因になっている場合は改善までに多少時間がかかるかもしれません。

しかし、それ以外の要因であればケースバイケースですが意外とその場で改善できるケースも多いです。

四つ這い位になった際の手首の痛みに要因として、今回は大きく4つ挙げます。

①肩甲骨のinstability
②手の荷重バランスの不均衡
③下肢への荷重分散が減少
④手関節屈筋群のtightness

それぞれ解説していきます。

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