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炎症期でもやることはある!肩関節周囲炎の運動療法を連動性から考える。

こんにちわ!

理学療法士の澤田です。

先月はコロナ感染に伴い、執筆のお休み大変ご迷惑おかけしました。

また、今月からしっかりと執筆していきますので皆様どうぞよろしくお願いいたします。

早速なんですが今月のテーマは「自由!」ということで何を執筆しようか迷ったのですが、僕の方からは「肩関節周囲炎」をテーマにお伝えしたいと思います!

肩関節周囲炎へといっても、その中でも題材はたくさんあると思うのですが、今回の記事では肩関節周囲炎に対する”動作パターンの修正”をお伝えできればなと考えています。

それではよろしくお願いします。

肩関節周囲炎とは?

とても基本的なことになるのですが肩関節周囲炎とは、

肩関節周囲炎は中年以降に起こる肩関節の拘縮と痛みを主症状とする機能障害の総祢である。発症のきっかけは明らかな外傷、腕を使っている最中に何 となく、全く不明など種々である。 腱板断裂や石灰沈着など一時的疾患の後二次的に拘縮を来す場合もある。

1)立花孝:肩関節周囲炎に対する理学療法の再考、理学療法学30巻4号;214-216:2003 

肩関節周囲炎は病期が分かれており、

「炎症期」⇒「拘縮期」⇒「寛解期」

といった3期に分かれており、矢印の方向に病期が進んでいきます。

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