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「メンタリング・マネジメント」(福島正伸著)についての話

おはようございます。

今日の記事は「メンタリング・マネジメント」(福島正伸著)についてです。

住宅業界でも新卒社員の獲得競争が激しくなっています。
しかし、本当に大切なのは「採用した人材の育成」です。

そこで参考になるのが『メンタリング・マネジメント』(福島正伸著)かなと思いました。
「メンタリング」とは、他者を本気にさせ、どんな困難にも挑戦する勇気を与える手法のことで、本書にはメンタリングによる人材育成の手法が書かれています。

「他人を変えたければ、自分を変えれば良い」

自分自身が手本となり、部下や新人を支援することが最も大切なことなのだ。
と書いてあります。

たしかに「仰る通り」だと思います。

ただ、この業界っていわゆる「ブラック」な業界のイメージがあると思うんですよね。(本気でそれを変えようとしている社長もおられます)
つまりそのメンターとなるべき上司の気質は基本的には「パワハラ系」なんですよね(笑)
そしてこの業界に集まって来る人達(新人)もある程度それを理解して入って来る人達なので。。。。って感じですよね。

皆さんが部下に「背中」を見せて仕事をしても
部下が見ているのは「足元」

じゃないですか?笑

「結局こっちの揚げ足ばかりを取りに来て、不平不満ばかりで何も行動しない!!」

が上司の方の本音なのではないでしょうか?

ただ、私としては「指示待ち社員」は何の生産性もないと思っています。

「自ら考えて行動する」

こんな社員を育成するにはどのようにすればいいのでしょうか。

それは何度もいいますが

①社員の好きな領域
②社員の得意な領域
③上記の2つと「仕事」が重なる部分はどこか

ここを伸ばしてやるのです。

皆さんはポケットモンスターって知っていますか?


リザードン

この「モンスター」は火を噴くのが得意です。
空も飛べます。

このモンスターが「水中で戦闘出来たらかっこいいな」「俺は水中戦のスペシャリストになる」
とかいってたらどうしますか??

「ちょっと待って」ってなりますよね(笑)

これって部下も同じなんです。

「コミュニケーションが得意な人」「資料を作成するのが得意な人」「営業の行動力がある人」色々いるんです。

まずはその「得意なこと」を「見つけようとする」ことから始めてください。

皆さんは「部下の特性を理解していますか??」少しイメージしてみてください。

次に「好きなこと」を「見つけようとしてください」つまりこれは「過去に何に没頭してきたか」です。「スポーツ」「勉強」「ゲーム」「遊び」何でもいいです。何が好きだったのかを「見つけよう」としてください。
その好きだったことは「なぜ好きだったのか?」なぜ人から「やめろ」と言われても熱中出来たのかを話し合います。

その二つが出てきたら、それと「仕事」を重ねてみます。それを生かして今の仕事とマッチするところはどこだろう?です。

この領域が決まったらそこを徹底的に伸ばしてやるのです。

①ゴールを設定する
②現状を把握する
③上記の「好きなこと」「得意なこと」を生かしてどんな
アクションプランを建てるのか
④それを共感して進捗を確認していく

これを上司は行います。
決して「数字だけ」を求めても「成長はしません」
※勝手に成長する社員もいますがその社員は育つと離れていきます

これの「メンタープログラム」を組んで社内やチームに取り入れていくことで「自立型の部下を育成することが出来ます」

そしてこの激動の時代を「一緒に励ましあいながらゴールを達成することが出来る」のです。

そんな人材育成に興味がある方はよかったら
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