【住宅業界あるある】トッププレーヤーがマネージャーになって疲弊する
おはようございます。
今日は「住宅業界あるある」について書いてみたいと思います。
1月になって新しいマネージャーが誕生しました。
彼はとあるエリアで断トツの成績を出していたセールスマンです。
※ちなみに病気で1年間ぐらい営業車が乗れない状態だったのですが
自転車で全店TOPの売り上げを記録した人です(笑)
本当にすごいですよね。
そんな彼がとある店舗を任されました。エリアも規模も全然違うのですが
前任のマネージャーが30代ぐらいの営業マンで揃えて売り上げも持ち直していたので、会社も彼を入れたんだと思います。
もう1月から6月なので半年が経とうとしているのですが
なんと6か月の中で売り上げがほぼ「0」の月が4か月になろうとしているのです。
さすがに「相談」を受けまして営業マン一人一人にヒアリングしてみたのですが「全員のモチベーションは高くはないが低くもない」といった印象です。では「やり方が間違っているのか」と思ってヒアリングしても「元々は売っていた人」もいるのでそう新しいマネージャーが来たからと言って変わるものでもないのでそこまで間違ってはいなさそうです。これって何が原因だと思いますか??
これは「トップセールス」の人が「マネージャーになる」って「全然別の職に転職した!」ってことなんですけど、そう思っていないんですよね。
プレイヤーのまま自分のやり方を「先輩風」で「部下におしつけると」こうなるような気がします。
つまり「自分だったらこうする」やってみたら?⇒出来ない⇒「それならこうしろ」⇒結果が出ない⇒「俺がやる」
みたいな感じです。
本来であれば売り上げの為にやるべき「仕事」をチーム単位で明確化してそれをチームに分配する(出来れば部下が得意な領域に充てる)ことが大切です。まず最初にすることがそれなんですが、トッププレイヤーからいきなりマネージャーになった人って「自分のコピー」を最速で作りにいくんですよね。それは「その人の得意な領域」であって「部下の得意な領域」とマッチしていないことが多いです。
なので「トッププレイヤー出身のマネージャーが9割を占めている住宅業界ではそんな他の業界では当たり前のことが出来ていないのです」なのでいつまで経っても「ブラック業界」だと言われるのです。
しっかりと部下の「やりたいこと」と「才能」の領域を話し合ってそれに「仕事」をかけ合わせて行きましょう。
業界あるあるでした。
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