持続化給付金の条件は緩いようで実は厳しい(かも)
ついに!
事業を経営している方々が待望している!
持続化給付金が!
(令和2年度補正予算の成立が前提だけど)誕生ッ!?
気になるのは「自分はもらえるの?」ですよね!
おお!
上場企業や大企業以外はもらえそう!
「その他各種法人等」?
基本的な考え方を経済産業省HPに記載しております
ということで!
経済産業省HPに掲載されている2ページの説明資料がこちら!
持続化給付金の基本的な考え方
最大でいくらもらえるの?
法人だったら200万円!
個人事業主だったら100万円
んっ!!!
※ただし、昨年1年間の売上からの減少分を上限とします。
みんな最大の給付額をもらえるということではなさそう・・・
売上の減少分はどのように計算するの?
ほう・・・
前年の総売上(事業収入)―(前年同月比▲50%月の売上げ×12ヶ月)
「何、言っているのかよくわからない・・・」という呪文が聞こえて来そう・・・
「前年の総売上(事業収入)」って何?
法人であれば前期(決算月はそれぞれ)の1年間の売上
個人事業主であれば前期(2019/1/1〜2020/12/31)の1年間の売上
つまり前期の申告書と一緒に提出した決算書に書いてあるはず!
「前年同月比▲50%月の売上げ×12ヶ月」ってなに?
観光に関連した業種であれば早ければ2020年1月か2月ごろから売上減少しているはずで
それ以外の全業種も2020年2月下旬や3月以降から売上減少しているはずですね
ということは!
まずは!
2020年1月以降の各月の売上を見てみよう!!!
(見ても辛くなるだけ・・・)という方も
「事業継続」をして「再起」を実現したいのであればッ!
勇気を振り絞って見るベシッ!
ところで「具体的にどう計算するの?」と思いますよねー
とある飲食店を妄想しながら計算してみた!
パンフレットの上記の説明を前提に
とある飲食店(個人事業主)を妄想しながら計算してみた
(上記の説明の金額の単位は千円です)
法人であれば2,000千円(2,000,000円=200万円)!
個人事業主であれば1,000千円(1,000,000円=100万円)!
噛み砕いて説明するとこんな感じ
まず月別売上をまとめよう!
(ここからは飲食店経営者の立場で書き記します)
3月はインバンド客は減少したけど
地元客が大半だったからそこまで減少しなかったけど
4月は一気に地元客も減少した・・・
次に前期比と減少割合を計算しよう!
4月は前期比で1,500,000円減少・・・
減少割合は75%・・・
この先どうすればいいんだ・・・
これから先 売上はどのくらい減少するんだ・・・
もしも5月以降・・・
売上がほとんどなかったら・・・
前年に比べると売上はどのくらい減少するんだ・・・
見たくない・・・
でも経営者としては・・・
なけなしの勇気を振り絞ってでも見るんだ!!!
前年に比べて18,300,000円も減少するのか・・・
想像はしてた・・・
想像はしてたけど
現実は厳しい・・・
終わった・・・
この店に来てくれる人たちの笑顔を創る店は終わった・・・
この店で働いてくれるメンバーともお別れだ・・・
創業から育児を任せっきりの妻にどんな言葉をかければいいんだ・・・
俺の夢も終わった・・・
いや・・・!
俺の夢を終わらせたくない!!!
妻と一緒に見た夢の続きをまだ見たい!!!
俺の青春時代を支えてくれているMr.Childrenの「蘇生」のあのフレーズが蘇る!!!
叶いもしない夢を見るのは
もう止めにすることにしたんだから
今度はこのさえない現実を
夢みたいに塗り替えればいいさ
そう思ってんだ
変えていくんだ
きっと出来るんだ
きっと出来る!!!
そのためには!
まず!
持続化給付金を申請するんだ!!!
18,300,000円減少するけど給付額は1,000,000円・・・
なけなしの勇気を振り絞って
これから襲いかかってくる売上減少を想像できた俺だ!
すぐになくなりそうな給付額だとしても
この1,000,000円を握りしめて
事業を継続して再起してやる!!!
(ここからは飲食店経営者の立場の妄想はここまで)
持続化給付金でどのくらい事業は持続する?
個人事業で1,000,000円もらえたとして
事業の持続期間はどのくらいかを試算してみた
飲食店で従業員1人とパート1人で
平均で月200,000円の人件費がかかってたとして
1ヶ月の人件費が400,000円
つまり1,000,000円
現実はかなり厳しそう
人件費だけではなく家賃や水道光熱費なども負担・・・
だがしかし水道光熱費はどうにかなるッ!
個人又は企業にかかわらず
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により
電気・ガス料金の支払いに困難な事情がある方に対しては
その置かれた状況に配慮し
料金の未払いによる供給停止の猶予など
電気・ガス料金の支払いの猶予について
柔軟な対応を行うことを要請いたしました(4月7日)。
生活ができる少ない売上の企業の場合はどのくらいもらえるの?
さっそくM会計事務所に持続化補助金のオンライン勉強会で説明したところ
給付上限額は法人2,000,000円で、個人事業主1,000,000円はわかりましたが
売上がかなり少ない個人商店みたいな個人事業主の場合は
給付金はどれくらいもらえるんでしょうか?
例えば毎月100,000円の売上で
4月の売上が50,000円と前年同月比50%減少の要件を満たした場合
600,000円になります!
・
前年同月比50%減少した月の売上が50,000円で
それを12倍(年間の推定額)すると600,000円
個人事業主の給付上限額が1,000,000円なので
600,000円!
持続化給付金の「真の意味」
妄想も交えながら持続化給付金の具体的事例を示しました
この情報をまとめながら
なかなか世知辛い思いをしました
資料の下部分に示しているこれは
あくまでも筆者である
勇者けいぞうの今までの経験から感じる真の意味です
持続化給付金は、限られた給付額なので
持続期間は短期、まさしく限られた「糧」であるため
生活資金だけに消えると、「事業の継続」にも「再起」にもつながらない。
しかし
事業を継続するためには人が絶対に必要であるため給付金という「糧」を得て
生活の不安を少しでも和らげる持続期間の間に
ウイルス感染に十分に気をつけながら
「事業の継続」をするための取り組みを行い
「再起」に繋げて栄えるために本気の覚悟で進化することが求められる
糧(出典:勇者けいぞう愛用のMac搭載の辞書)
① 食物。「その日の―にも困る」
② 精神や生活のためになる必要なもの。「読書は心の―」)」
いつまでコロナショック の影響が続くか分からない中、給付額が少ない!
という意見も当然です
しかしながら
ただただ生活費に消えていくと
どうなりますか?
給付金の財源は過去に納められた税金などです
その「糧」を食いつぶしてしまったらどうなりますか?
だからこそ持続給付金とはこのような説明がされています
事業の継続を下支えし、再起の糧としていただく
地域の中小企業・個人事業主の方々が
コロナショックという強烈な悪影響の中
耐え忍んで踏ん張っていただいて
事業の継続をする
それは地域の中小企業・個人事業主の方々が
事業を再起する「糧」とする
その先にあるのは新型コロナウイルス感染症が収束し終息した先にある
地域の再起
そして日本の再起へ…
そもそもウイルス感染防止も大事ですので
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症関連情報のポイントもご覧ください!
途中、Mr.Childrenの「蘇生」を引用していましたが
そのほかにもMr.Childrenに勇気付けられる歌詞の解説を
「ミスチル経営楽」に書き記しています♪
Mr.Childrenファンの方々はもちろん
他の方々も是非ともご覧ください!
人口減少に憂いを持って地域の中小企業・個人事業主の経営改善を取り組んでいるReHug代表の勇者けいぞうです! 「コロナショック」で疲弊して行く地域の方々を1人でも助けたいと思い、noteに書き記し始めました! 是非ともサポートをお願いします!