【必要とされる人間でいられることの素晴らしさ】


先日、城西にあるフリースクール『みんなの学び館』にお邪魔してきました。

元教師の福永夫妻が運営するNPOです。
僕はたまたまFacebookで知り合いまして、教育問題にはとても興味があり・・

・・・興味を越えて、様々な怒りや理不尽な思いも抱えていますがね。

ここの運営の手助けになればとすぐさま行ってきました。

僕自身はそれほど不登校というほどの事は無かったのですが、やはり多感な中学生の頃には学校に行きたくないという思いはありました(ちょっとだけサボっていたりします)

そのことについては前回に書いていますのでここでは割愛しますが、何故に僕は学校に行くことを選んだのか?について今日は話したいと思います。

「学校に行きたくない」その原因として多いのは、

「居場所がない」
これが多いと思います。

「居場所」って何でしょうね?

机と椅子があればいいのか?

それだったらどこにでもあります。

どこにでも行けます。

そう、何処にでも行けるのです。

わざわざ自分のことを嫌っている人がいる(と、考えられる)場所に行くのでしょうか?

直接いじめられた子供は特にそうでしょう。

そして、そのイジメに対抗した子供はそれこそ「罪悪感」と「恐怖」でそんな場所には行きたくないでしょう。

では、フリースクールには行くのか?

需要はとてもあると思います。

私が訪れたフリースクールにはこう書いてありました。

「第三の場所」

これ、ビジネスに長けた大人の方ならすぐにピンとくると思いますが、

そう、『スターバックス』のコンセプトです。

大人には家庭と職場があります。
しかし、第三の場所としてそのコンセプトを掲げたとても感じのいい居場所がオープンしたら、人は殺到しました。

ローストの効いたコクのあるコーヒーはもちろん素晴らしいのですが、その居心地のよさは僕も大好きで常連となります。

では、子供たちは?

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