【特別版】僕の言葉を目にしてくれる全ての方々へ



COVID-19
いま、私たちは新型コロナウィルスの蔓延のなか、少しでも感染拡大を抑えようと個々が努力をしています。
医療従事者はもちろん、私たちの生活を守るために活動されている方々も多く、その命がけの職務に心からの感謝を届けたいと思います。


この事態に私たちは、人的被害はもちろん、戦後初めて経験するような世界的経済不況を覚悟しなくてはなりません。


今回のコロナの件で、Office ELANも随分と活動を変化せざるを得ません。
シアトルとニューヨークでの活動を始める予定でしたが無期限延期(見つけていた物件も解約しました)秋には個展をする予定だったのが今は懐かしく感じます。
とはいえ、その予定があったからこそ海外の情報に敏感になることができました。


海外、特にアメリカでの動きが遅れて実現化するのが日本の特徴なので、現地との情から推測される【ポストCOVID-19】のビジネスの在り方について思う事を書いてみたいと思います。


日本でも多くの人がそう感じているように「元の生活」は無いと断言しても良いかと思います。
大きな災害の後、土壌が変わっていくように私たちの住む町は変化を(強制的に)迎えることになります。いまは世界大戦後とほぼ同じ状況になっています。
「元のように」を願う気持ちは、日本人は特にあるかもしれません。

いま学生たちの入学時期も9月が検討されているように、それまで私たちの生活の流れが否応も無くグローバル化することになることでしょう。


それはビジネスの在り方もそうなると思われます。ここは、この世界は「これまでの続き」ではないという事です。

この経済がひっくり返った状態で、Office ELANは何を提供するべきなのか深く考える機会になりました。
私たちはこれまで以上に柔軟な【発想】を用いてフレキシブルな対応が求められる時だと思います。多くの「強い企業」が戦後の焼け野原で産声を上げたように。


僕自身「これから」を考える時にこれまで以上の【クリエイティブな視点】を求められるかと思います。

リモートワーク、テレワーク
私たちの仕事においてもっとも急激な変化といえばこの「リモートワーク」
数年前から少しずつ注目はされていましたが、この事態に強制的に取り入れることになったことで、その利率生、合理性に気づいた方も多くいらっしゃると思います。
また、こうして強引に導入することで「問題点」も多く浮かび上がってきました。
Zoomの問題もそうですし、今後同じような問題は繰り返されると考えられます。こうして問題点があぶりだされるという事は、解決策も講じられよりリモートワークへの障害が減っていき、これからのスタンダートになることが予測されます。
「これでは仕事ができない」から「どうしたらこれで仕事をするべきだろうか?」という考え方にスライドさせなくてはいけないのでしょう。


日本でもソーシャルディスタンスという言葉が一般化していますが、その実現がもっとも遅いのが日本のビジネスシーンだと思います。
「接待」「飲みにケーション」「対面することがスタンダード」「非対面などありえない」これが日本のビジネスシーンです。
礼節を重んじるのが日本人の美徳なのですが、それを禁じられた瞬間のドタバタぶりは日本の「アドリブのきかなさ」を露呈して一つのビジネスコメディの様相を呈していました。


もともと日本人は「会議」がとても不得意です。
議論という文化が無く、多くの会議が書類の朗読会になってしまっている現状でしたので、その場にいないというのは、これまで以上に「別に自分が参加しなくても誰かがやってくれるんじゃない?」という、中学生の学級会とまったく同じことを加速させる可能性もあります。


同時に、リモートという性質上「過程」は飛ばされ「結果」だけを求められることになります。それは「あいつ真面目だよな」という評価が消え「結果を出す」ことがこれまで以上に求められます。
国民総フリーランスのような状態になるとも言えます。

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演出家として、寫眞作家として多くの女性と向き合い『ゆーりママ』と呼ばれる篠原有利の経験と思考とその他いろいろを、もっとも赤裸々に書いていきます。 ビジネスもプライベートも、深くセンシュアル(官能的)なライフスタイルも、全てを分け隔てることなくフラットに、大切に見つめることで大事な「生き方」が見えてくる。 他のところに書いたものの【完全版】を含みます。

「私だけでしょうか?」 演出家ときには写真作家をしています僕の元にはそうした多くの相談が寄せられます。 人は誰もが特別。誰もがそれぞれ…

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