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そこにはいない第三者

自分自身の早期不適用スキーマによるネガティブな自動思考が、ほとんどでてこなくなりました。とはいえ、昨晩もちびすけと御飯を食べてる最中に、彼らが遊びはじめて、スキーマーが発動しかかっています。ともかくヤバイヤバイと早期回想をリアルタイムにしてみました。

すると、ちびすけの食事態度それ事態が大きな問題ではありませんでした。私の幼少時の問題については早期不適用スキーマとして対応がおわっています。実際にそのことが、不愉快な感情を取り出したことじゃありませんでした。職実中に立ち上がって御飯を食べただけで従兄弟の旦那さんにめっちゃ怒られたりしましたからね。それは解決済みなので大丈夫。

それよりも「そのことを注意しないことを両親や兄弟にいわれたことが問題」でした。「どんな育て方をしているのか」「お前はなにをやっているのか」といったことをここ数年の間にいわれたからです。

ここまで思い出して気がついたことがあります。「そこにはいない第三者からされた言葉そのもの」こそが早期不適用スキーマの正体ではないでしょうか。そして、この考えをもとに、「自己と目の前にいる他者以外の第三者の仮想的介入」がスキーマによる行動パターンであるいえます。

スキーマっぽい辛さが表れた時には「それが相手との関係辛さ」なのか「第三者との関係による辛さ」のか評価できれば対応できます。上記のちびすけの例でいえば、「御飯中に遊んでいることに関する辛さ」ではなくて「御飯中に遊んでいることを親兄弟にお前のせいだと言われることに関する辛さ」です。ここが腹落ちすると、怒っているときでも、「なにに対する怒り」なのかを理解できるようになります。そうするとACTのようなテクニックをつかって怒りを回避し、目の前にいる子供にぶつけることがなくなるのではないでしょうか。

「目の前にいる人間だけ相手にすればいいよ」がハッピースキーマーとして採用できる言葉になります。ほんと毎日楽しいなぁ~。

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