ただ、君から承認されたかっただけ。
わたしは、久しぶりに一人でお風呂にゆっくり浸かりたかった。
基本的に、お風呂も寝かしつけもわたしがする。
わたしじゃなきゃいけない理由も特にないのだけど。
授乳中の流れで、ただ何となく、わたしがする。
この日は、どうしてもお風呂に一人で入りたかったので、
夫に、子どもたちのお風呂も寝かしつけもお願いした。
「おやすみ、ママは今からお風呂に入るからパパと寝てね。」
伝えたいのは、これだけだった、はず。
4歳の息子は、
「ママ、きらい」
きっと、寂しかっただけ。一緒に寝たかっただけ。
分かってるはずなのに、
「どうしてそんなこと言うの?」
「そんな風に言われたらママ悲しい。」
せめて、ここでやめておけ。と思うのに、言葉が止まらない。
「ママ悲しいから、明日起きてママいなくなってもいいの?」
・・・
息子は、
「いいよ、おやすみ」
と言って寝ました。
君の前から、いなくなることなんて無いのに。
ただ、君に
「いやだ、ママどこにも行かないで」
と、言って欲しかっただけ。
ただ君から、承認されたかっただけ。
大人の承認欲求を4歳児に求めるほど、わたしは疲れてたのか?
ゆっくりお風呂に浸かりながら、持ち入った本も携帯も棚の上に置いたまま手に取ることはなかった。
伝わったことが、伝えたこと。
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答えはあなたの中にある
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TCS認定コーチ
MCS認定マザーズティーチャー
鈴木祐美
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