私が夜更かしをやめられない理由
1.初めに
前回も載せた,こちらの記事と文章。知ったきっかけはTwitterでした。
それには,〈リベンジ夜ふかし〉に関することが載っていました。初めは見出しと冒頭文をチラ見して,「あ,私に当てはまってるかも」と思ったぐらい。記事を読んだのは,それを友達に教えてもらったときでした。
5月のブログでも述べたように,私は熟睡できないことに悩んでいます。悩んでいると言うよりは “気にしている” の方が適切ですね。一時期ほど深刻には捉えていないので。
熟睡できなくなったのは,夜更かしをするようになってからでした。元々寝付くまでに時間は掛かるものの,前は1時間早く寝ただけで「ああ,よく寝たなあ」と感じられてはいました。ところがここ数年は,同じように行動しても気持ち良く起きられなくなりました。
数年前と今とで何が違うのか? それは “したいこと” が増えた点です。“したいこと” が増えた為に夜更かしをするようになり,熟睡できなくなった。私はそう考えていました。ところが,記事によるとそれだけが理由ではなかったのです。
2.夜更かしをやめられない,本当の理由
そもそも〈リベンジ夜ふかし〉とは,〈有意義に過ごせなかった日中の不満足感を取り戻そうとつい夜ふかししてしまう〉状態とのこと。インタビューに答えられている,精神科医の本田秀夫さんは〈発達障害の特性がある人ほどこのパターンに陥りがち〉と仰っています。
見事に当てはまっていました。“したいこと” が 増えただけでなく,“すべきこと” も減らせずにいた。故にストレスを感じてしまい,その解消のために “したいこと” を思いっ切りしていた。これが夜更かしをやめられない理由でした。
3.これからの心掛け
5月にブログを投稿した時点では,時間の使い方を課題にしていました。だから改善策を打ち出し,実行しました(※詳細は,項目1にある “5月のブログ” をクリックしてください)。「全部できなくても良い,毎日できなくても良い」との思いで。
でも,ろくに続いてはいません。「早寝早起き(規則正しい生活)をしなきゃいけない」という義務感が,だんだんと重荷になったからです。単に “すべきこと” を増やしただけでした。
本田さんは〈生活リズム〉に関して,自身の考えを次のように述べられています。
目から鱗でした。このとき,義務感に縛られていたのだと気付きました。
今の時点で,夜更かしを無理に直そうとは思っていません。そうかと言って熟睡したい思いも捨ててはいません。ただ,“ある行動” を優先させたいのです。
それはズバリ “あまり決めない” こと。自分で作った “決まり事” を減らし,その場の思い付きでしたいことをする(※前々回のブログでも述べています)。最近は敢えて自分を野放しにしています。本田さんの言葉に背中を押されたからです。
〈「やりたいこと」を優先させる――〉 この一言に救われました。思い付きで行動する癖に罪悪感を抱いていましたが,最近は逆に許せています。
4.最後に
ここまでを読んで,「自分を甘やかす,わがままな行動だ」と感じる方もいらっしゃるでしょう。別に正当化するつもりはありません。ただ,何十年も義務感だらけで生きてきたので,今は少しずつ解放させる必要があるんじゃないかと思っています。私には合っている気がするのです。
あまり決めずに “したいこと” をまず実行し,その後で “すべきこと” をする(※減らすことも忘れずに)。しばらく続けてみるつもりです。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
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