見出し画像

で、結局どのPCを買ったらいいの?

いままでの記事ではスペックの見方などを中心に紹介してきましたが、「結局、どのPCを買えばいいの?」と思った人も多いと思います。そこで、今回は私が思う大学生に適したPCをいくつか紹介したいと思います。


あくまでも私が知っている範囲なので他にもいいPCがあるかもしれないです。あと、どのPCが適しているかは人によるので参考くらいにしてください。

他にもいろいろあるんで見てください。



デザイン・モバイル性重視

Microsoft Surface pro7(+)

多くのPCに搭載されているWindowsを作っているマイクロソフト社が自社製品として販売しているPCです。軽量であるところと洗練されたデザイン、そして本体とキーボード部分(タイプカバー)を分割できることが特徴です。また、ペンが使えるので、授業資料を印刷せずに書き込むことも可能です。

メリット

・デザインがかっこいい
・軽い
・ペンが使える
・USB-Cポートだけでなく、type-Aポートもある

デメリット

・本体以外にタイプカバー(キーボード部分)を買う必要がある
・膝の上に乗せる使い方が難しい。(通学中にレポート書いたりできない。)
・本体とタイプカバーの接点に不具合が出ることがある

Surfaceシリーズにはほかにも通常のラップトップ型のSurface laptopシリーズなどもあります。

あと生協で売っているPro7+はCPUの世代が最新であったり、OSが多くのPCに搭載されているWindows 10Home でなくWindows10 Proという上位のものであるなどの違いがありますが、どちらでも大学生活で使う分には問題ないと思います。



 Apple Macbook Air

あのスタバでドヤれるPC、Macbookです。今までは「カッコいいけどコスパが…」って感じでしたが、今はもう違います。WindowsPCとは異なる新しいチップ Apple Siliconを搭載し、Windows搭載のモバイルPCに勝るとも劣らないコスパとなっています。

詳細については下の記事の「3. M1 Macって何?」の章で解説しています。

ちなみにMacではOfficeが使えないと思っている人もいるかもしれないですが、Mac向けMS Officeは30年以上の歴史を持ち、Windowsの歴史よりも古いくらいなので安心して使えます。


メリット

・カッコいい
・Apple製品との親和性が高い(Airdropも使える)
・性能が高い

デメリット

・社会的にはMacOSのシェアが低い
・(M1 Macには) 一部使えないソフトもある
・入出力周りが弱い(M1 Macには USB4 ポート×2しかない)

Dell XPS 13

アメリカのPCメーカーDellのプレミアムラップトップです。プレミアムラップトップとしてはコスパが高いです。

メリット

・洗練された見た目の割に安い
・メモリ、SSDともに交換可能
・ほどほど軽い

デメリット

・ポート数が少ない
・ペンが使えない

 HP Elite Dragonfly

私自身も使っているPCです。ドラゴンフライブルーという特徴的な色と、Thunderbolt 3 ポート ×2, type-A ×1, フルサイズのHDMIポートとほどほど多くのポートを搭載していることが特徴です。また、マグネシウム筐体を採用していることで強度と軽量(初期構成で約1kg)を両立しています。

ちなみにこのPCは法人向けモデルですが、個人でも普通に購入できます。

大学生協でも購入可能です。(新入生向けのパンフレットには載っていない)弊大では実店舗でも置いてあります。

https://custompc.univcoop.or.jp/index.html


メリット

・軽い
・高級感がある
・薄さの割にポート数が多い
・thunderbolt3 を2ポート搭載している
・フルサイズのHDMIがついている
・法人向けモデルなのでサポートが手厚い(実体験)
・ペンが使える

デメリット

・法人向けモデルなのでCPUの世代が古い(第8世代)
・CPU性能に対するコスパはそこまでよくない

LG LG gram

スマホやテレビなどでおなじみの韓国メーカーLGの販売しているPCです。

ポート数がほどほどあり、コスパも高く、軽量なことが特徴です。

ただ、筐体がプラスチックなので高級感はないです。

メリット

・ポート数がほどほどある
・軽い
・コスパが高い

デメリット

・筐体がプラスチック製なので高級感はない
・BTOではないのでカスタマイズができない

パフォーマンス・実用性重視

Microsoft Surface book

最初に紹介したSurfaceの高パフォーマンスモデルです。モデルによってはGPU付のモデルを選ぶことができます。

GPU付だというとゲーミングPCの代わりになると思うかもしれませんが、別にゲーミングPCを購入した方がコスパが高いのでこのPCを必要とするのは動画編集やグラフィック性能を要求するゲーム作成、科学技術計算などを外出先で行いたい人に限られてくると思います。


Panasonic Let's note

ここまでで初めての国内メーカー製のPCです。Let's noteの特徴といえば圧倒的な入出力ポートの種類です。

Thunderboltはもちろん、type-A ×3, HDMI, VGA, 有線LAN,フルサイズSDカードスロットとてんこ盛り。とりあえず、これだけポートがあれば困ることはないでしょう。ただ、実用に全振りしたPCなので洗練されたデザインかというと微妙です。

メリット

・圧倒的ポート数
・まあまあ軽い
・頑丈

デメリット

・ポート数が多いため厚みがある
・見た目が武骨
・価格が高い(20万~30万)

官公庁や企業での採用が多く、そこで数年使われたものが中古市場に数万円の価格で流れ込み、中古ではその実用性の高さから人気のPCです。

最後に

あくまでも私の主観なので、他にももっといいPCがあるかもしれません。(LenovoとかAsus,Acerとか)

コスパが高い機種もありますが、割引などで大きく変動するので割愛します。あと、とりあえず安くてほどほど使えるのがよければ中古も選択肢です。

追記:生協以外で買う場合、学割は絶対に適用させましょう。


皆さんのPC選びの一助になったら幸いです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?