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#16 ワーカーホリックは悪なのか?

来週からゴールデンウィークですね。

なかには10連休という方もいらっしゃるようです。(妻のお姉さんが10連休で海外旅行へ行くそうです。)

羨ましい(笑)

僕は起業して9年目になります。

その間、仕事があれば土日、祝日も関係なく働いています。

お恥ずかしい話、この8年間ゴールデンウィークは全て仕事でした。

今年もそうなりそうです。

自分で仕事をしているのだから、休みもコントロールできそうなものですが、実際には働かないとお金が入ってこないという重圧があるので、休みでも仕事をしてしまいます。

よくないのはわかっているのですけどね。

正直、正社員で働いていた時のほうが休めました。

「じゃ、正社員に戻ればいいじゃん。」となるのですが、一度、起業したら簡単には元の生活に戻れません。


それは何故か?


おそらく、自己コントロール感があるからだと思います。

起業したら、自分で決めて、自分で動くことができます(これが自己コントロール感ってやつ)。しかも即決できる。

会社員なら、ミーティングしたり、ボスにお伺いを立てたり、企画書や稟議書を作成したりと、簡単にアクションを起こすことができないし、簡単にはさせてもらえない。


この、自己コントロール感は麻薬です。

自己コントロール感があると、

自分で決めたことなので、不平不満があまりありません。(全くないとはいいませんが、他人に責任転嫁できないですからね。)

辛い内容の仕事でも、行動を起こせます。

休みがなくても、(心内は休みたいと思っています。)仕事ができちゃいます。


その結果、ワーカーホリック(ゾンビ)のできあがり(笑)


何かの本に、「人生に自己コントロール感は大切だ」と書かれていました。

人は主体的に動いているほうが幸せを感じることができるそうです。

確かにその通りだと思います。

実際に僕も自己コントロール感があるほうがストレスがありません。幸せです。

でも、僕は受け身のほうが楽なことだってあるとも思います。

なんでも自分でなんて疲れますからね。


さて、どちらが幸せなのか?

“ちょっとでも”興味のあることは主体的に、“全く”興味のないことは受け身で、そのぐらいがちょうどいいのかもしれませんね。


あれ?

でも、人生においては「全く興味のないことをする時間」は極力減らしたほうがいいですよね?

受け身で何かをやる時間がもったいない。

そうなると、人生とは「自分がちょっとでも興味をもったことをするため時間(の追求)」ってことになります。

ということは、

起業した人のワーカーホリック状態 = 興味のあることをやっている時間

ということになりませんか?


なんだかなぁ。

ワーカーホリックは悪だというイメージなのだけど、これだとワーカーホリックはいいことでもある、という考えかたもできちゃいます。

ワーカーホリックな自分が嫌だなぁと思っていましたが、案外、人生を楽しんんでいるのかもしれません。

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