見出し画像

【最新】韓国の入国から、トレンドまで。~これからソウルへ行く方に読んでほしい~

この秋、久しぶりに韓国ソウルへ行ってきました!
大学時代に初めて渡韓して以来、手軽な海外旅行先として、グルメや買い物など目当てに、度々遊びに訪れていました。これまでの渡韓歴は10回ほどでしょうか。

そんな私にとって…コロナ禍を経た久しぶりの韓国旅行は、かなり衝撃的だったので、ご紹介します。

秋のソウルは、本当に美しかったです。

この時の旅行の様子は、Vlogも公開しています▼

今、韓国いくには?(2022年12月現在※)

▶︎K-ETA
現在、韓国に行くには、K-ETAと呼ばれる(電子旅行許可)への事前登録が必要になります。これは、コロナ前にはなかったものです。ネットでの登録となります。アメリカ入国の際に以前から必要だったESTAと同じような感覚のもので、現在K-ETAの登録がないと韓国へは入国できません。

出国の72時間前までの申告を…と注意がありますが、余裕を持って登録した方が良いと思います。滞在先(ホテルなど)を入力するので、ホテルなどが決まってから、出発までの間に、余裕を持った登録がおすすめです。(滞在先が決まっていなければ「none」という登録でもOKです。
※K-ETA申請はこちらから:https://www.k-eta.go.kr/portal/apply/index.do

▶︎Q-CODE
そして、検疫システムとして、Q-CODEというサービスがあります。こちらは、任意ですが、登録をするとその名の通りQRコードが発行され、ピッとスマホをかざすだけで、検疫手続きが済みます。
※Q-CODE申請はこちらから:https://cov19ent.kdca.go.kr/cpassportal/

▶︎Visit Japan Web
先に帰国時のことをお伝えすると・・・日本への帰国時には、Visit Japan Webへの登録が便利です。これ、忘れてもワクチン接種証明書や、陰性証明書があれば、OKです。ただし、日本入国にやや時間がかかってしまうことがあるようです。
※Visit Japan Webはこちらから : https://www.vjw.digital.go.jp

今、韓国旅行で必要なこと
〈日本出国時〉
・K-ETA登録
・Q-CODE登録(任意)
〈日本帰国時〉
・ワクチン接種証明書or陰性証明書 
  →Visit Japan Webへの登録が便利
 ※日本でも韓国でも「隔離期間」などは無し。

LCC乗ってみたら…

今回、私はジンエアーというLCCで行きました。韓国旅行でLCCを利用するのは初めてです。
最大の魅力はやっぱりリーズナブルな価格。パッケージツアーでもこのジンエアーを使ったツアーは燃油代込みで3万円台から出ているので、国内旅行感覚か、むしろ国内より、安く行くことが可能です。

私がワイヤレスイヤホンを預け荷物の中に入れてしまい、呼び出されるというハプニングもありましたが、その辺りの対応もとても親切でした。
(ワイヤレスイヤホンは、手荷物の中に入れましょう。油断していました。)

そして、機内。私が乗った機体にはパーソナルモニターはありませんでしたが、まあ、2時間半のフライト、特に不便さもなく問題なし。LCCなので、フードサービスには期待をしていなかったのですがなんと、無料の軽食が配られました。ドリンクは一律お水のみです。でも、保安検査場でペットボトルなどを没収されることを考えると、この一杯のお水はありがたい!LCCでも、無料の軽食がついているのは珍しいようです。

この軽食サービス残念ながら、2022年10月で終了してしまったようです。

もう一つ、ジンエアーの無料サービスで嬉しいのが、受託荷物の15キロまで無料。他のLCCでは、受託荷物に対して追加料金を取られるところが多いのですが、ジンエアーは15キロまでOK。15キロあれば5日程度までの荷物ならば十分かなという感覚です。

ガイドブックよりSNSで最新情報を

さて、初日。夕方にソウルに到着して、ホテルでひと休みして、明洞散策&夕食…までは、よかったのですが、その後、まさかのハプニングがありました。

夕食後、「せっかくだから、マッコリバーで乾杯しよう!」ということになりました。マメな友人は、今回の旅に合わせて、ガイドブックを3冊購入し、しっかり付箋までつけてきてくれていました。おしゃれなマッコリバーも3軒ほどあたりをつけてきてくれていました。しかし、ここで、私たちは、しばし明洞を彷徨い、結果的には、マッコリバーを諦め、お部屋でビールをいただくことになりました。

なぜなら・・・ガイドブックで紹介されていたマッコリバーは軒並み、すでに、存在していなかったのです。一軒などは、ビル自体が廃屋のようになっていて、ちょっとした肝試しみたいになりました。

そう。今、本屋で並んでいるガイドブックは、ほとんどコロナ前の情報をもとに書かれており、コロナを経て、状況は大きく変わっていました。このマッコリバー事件に始まり、スパや飲食店など、この旅の間に何度も、「行ってみて…あれれ…」に遭遇しました。スパや飲食店の営業時間などにも注意が必要です。

現状では、最新情報を調べるには、SNSで実際いった方の口コミなどを辿る方が、確実だなと思いました。ハッシュタグなどを辿っていけば、お店のリアルな情報も出てきます。
そして、韓国旅行の際のツールとして、おすすめは、NAVER。やはり、韓国は、GoogleマップよりもNAVER優位のようです。

あくまでも私の所感ですが、信頼度は以下の通り。

SNS > NAVER > Googleマップ > ガイドブック

NAVERはタクシーを呼ぶのにも便利なようです。事前に、行きたい場所などは、NAVER内でリストアップしていくと良さそうです。
ガイドブックは、あくまでも参考程度にとどめておき、最新情報をしっかりとチェックしてから向かった方が良さそうです。

Googleマップで辿り着いた南大門「タッチンミ」五臓六腑に染み渡る朝食をいただく。

立地抜群、最新おしゃれホテルのすすめ

今回の旅は、完全にプライベートな旅だったのですが、社内の韓国担当に宿泊先については、アドバイスをもらっていきました。その結果、今回、これまで、私のリサーチでは候補になってこなかった中型のホテルに、かなり良いところがあることを知りました。

約20年前の学生時代のお化け屋敷ホテル(廊下の曇った鏡が本当にホラーでした…w)から、社会人になって泊まった新羅ホテルやウォーカーヒルのカジノホテルなど、ソウルのホテルは幅広く滞在経験があるのですが、今回泊まった2軒が、ふらっとソウル旅にバランスも良くとっても良かったので、ご紹介します。

▶︎相鉄ホテルズ ザ・スプラジール ソウル明洞
ここは、明洞中心地まで徒歩10分程度と立地抜群。さらに南大門のすぐ近くなので、朝ご飯がてら、南大門散策も楽しめました。
ロビーフロアが広々していて、とってもオシャレ。ロビーから続く、開放感のあるダイニングも、快適でした。お部屋はシンプルで、機能的。ちょっとしたお仕事も、軽食も楽しみやすいテーブルが便利でした。

隣にコンビニもあるのが、とても便利で、先述の通り、マッコリバーに完全にフラれた我々は、コンビニでビールを買って、お部屋で、乾杯しました。

▶︎ディアーズ明洞
ここも、明洞まで歩いていける、立地最高のホテルです。価格帯もとても良心的なので、今回は、思い切ってペントハウスにしてみたら、これが、大正解でした。リビングスペースや、ゆったりとしたバスタブなど、お部屋での時間にゆとりが生まれます。ソウルタワービューもテンションを上げてくれます。

建物の一部が、レジデンスになっていることもあり、サービスもとてもアットホーム。日本語堪能なスタッフもおり、細かい相談にも親身に乗ってくれました。最上階にはバー、そしてルーフトップもあり、中長期の滞在にもおすすめできるホテルです。

改めて。街歩きメインのソウル滞在で、私が、滞在先に求めるポイントは以下3つです。

・リーズナブルな価格
・立地
・清潔感

この辺りを鑑みると、この2軒は、どちらも大当たりでした。日本からの「女子旅」需要に応えるこの層のホテルは、今後売れ筋になりそうです。

ソウルでの過ごし方のトレンドの変化

そして、今回、私が個人的に、一番驚いたのが、エリアのトレンド変化です。短い日程だったので、全体を網羅できたわけでは全くないのですが、ただ、ソウル観光のトレンドがこれまでの私の感覚とは、ガラッと変わっていました。

特に、私のように「もともと韓国旅行は何度も経験していて知った気になっている30代40代」は注意が必要です!! →勝手な括りですみませんw

私のこれまでのイメージでは…
明洞:メインエリア
東大門:夜通し激安ショッピング
南大門:韓国雑貨を見て回る

今は
明洞:やや勢いを失う
東大門:残念ながら、閑散とし、夜はクローズ。
南大門:うーーん。梨泰院やホンデにいった方が良さそう。

▶︎明洞
コロナの影響で、明洞がシャッター街になっているというのは日本でもニュースで見ていたのですが、やはりだいぶ寂しい印象はありました。ただ、メインストリートには、屋台も出て、なかなかの賑わい。韓国の繁華街を感じるには今も外せないエリアであることは間違いなさそうです。

メインストリートでは、屋台からの香りに食欲がそそられます。

▶︎東大門
一番びっくりしたのが、東大門の変化。その昔。ここで、1,500円くらいのワンピースを1,200円にまけてもらって大興奮…みたいな楽しい記憶があるのですが、問屋ショッピングビルはすっかり勢いを失い、空きテナントも目立つ状態でした。

そして、更なる衝撃は、夜。以前は、むしろ夜中に賑わいの中心で、仕入れ袋を持った現地の商売人と肩がぶつかり、その勢いに気圧されるのが常でした。そんな中で、夜通しショッピングを楽しみ、ごった返す露店でトッポギをハフハフ言いながら頬張りました。

今回夜9時ごろ行ってみると、その露店が広っていただだっぴろい歩道は、人通りもまばらで、静まり返っていました。それどころか、その場所で、小一時間タクシーが捕まらず四苦八苦。疲れ果ててしまい、2日目の夜も、お部屋で乾杯となりました。

今後変わっていくのかもしれませんが、昔のイメージを引きずって夜に東大門を訪れるのは危険です。

かつて、朝まで大賑わいだったこの東大門は、人も車もまばら…

▶︎新エリア
その分、新しい魅力があるのが、韓流ドラマの影響もあり人気が集まる、梨泰院(イテオン)や弘大(ホンデ)といったエリアです。この辺りにはオシャレなカフェが集まり、最新のファッションブランドも路面店を構えます。
東大門でタクシーが捕まらず、途方に暮れていた時、地元の方に、この時間に楽しみたいなら梨泰院行かなきゃと言われました。韓国の六本木とも言われる梨泰院は、夜まで賑わっているようです。

▶︎北村韓屋村
観光地という意味でも変化が・・・
観光地として進化した北村韓屋村です。とにかく、フォトジェニックな街並みが魅力で、ここで、韓服を着て、撮影するのもとても人気があるようです。欧米の観光客の姿も多く見られました。ここの他に故宮も韓服撮影のスポットとして人気が高いようです。

観光用の韓服はかぶるだけで簡単に着られるようです。

また、私は今回は行けなかったのですが、漢江(ハンガン)沿いも整備され、最新のデートスポット、観光スポットとして人気を集めているようです。近くのコンビニで辛い即席麺を買ってお湯を入れ、川沿いで食べながら噴水ショーを見る…というのも、今の楽しみ方のようです。
さらに、SNS時代ならではの注目を集めているのが、ピョルマダン図書館です。圧巻ですね。

▶︎チムジルバン(韓国サウナ)
元々、サウナが好きなので、今回も老舗チムジルバンに行こうと思っていたのですが、ソウルにすむ友達に話すと、「え・・・なんで」という反応。随分と古めかしいイメージになってしまっており、高齢者かコアな観光客しか足を運ばなくなっているようです。しかも、コロナ禍でかなり営業時間が短縮されているところが多く、注意が必要です。

そんな中、ちょっとソウル中心部からは離れているのですが、ショッピングセンターの中にある新しいスパが人気を集めているようです。京畿道 「AQUAFIELD」です。これから、韓国のサウナを楽しみたい方はこういった方に足を運ばれるといいかもしれません。

見事に新陳代謝をしたソウル

そんなわけで、たった4日間の韓国滞在でしたが、時代の変化とコロナの影響を大きく感じることとなりました。決して、ネガティブではなく、ソウルという街全体が、しっかりと新陳代謝をしているなというイメージでしょうか。

とっても「映える」cafe onion安国店

残念ながら、私は韓国エンタメに明るくないため、「推し」はいないのですが、言わずもがな、韓国には「やっと会いに行ける推し活」や「ロケ地巡り」がお目当ての方には、更なるディープな街なのだと思います。すっごくたくさんの人が取り囲んで撮影しているカフェの前も通りかかりました。もしかしたら、有名スポットだったのかもしれません。

そちらはそちらで、また是非教えてください。
今回は、あくまでも、私の感想として書かせていただきました。

皆さんもぜひいきやすくなった韓国に足を運び、それぞれの角度から、韓国の魅力を発見してみてください。

今回の旅行を基に編集したVlogはこちら▼

『NEWT』では、こだわりのツアー満載のNEWT FES 新春セール開催中です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?