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家賃4万円の物件で飲食店開業

さて、乗り気でタイトルを付けてはみたが、何から書いていこうか、

と悩む理由はただ一つ。

タイトルで全てを語ってしまっている。
つまりツカミはいいのかもしれない。その後に続く文章を産み出すのを楽しんでいければと思います。

これから書く事は私の現実で、これから行う事起き得るであろう事を可能な限り予想し、計画を綿密に立てていこうという取り組みです。

まず、家賃が¥44,000の店舗物件。

12坪。1階の路面店、駐車場無し。
東京や都心部では考えられない破格です。

人口の差が比にならないんですが。

立地は住宅街の一角で、前には大きな公園があるが、近所の不良が集まるような場所ではない。
周辺は大きな邸宅も多く、昔からこのエリアは富裕層が住んでいる事で知られている。

沖縄の北谷という土地柄、アメリカ人も割と多く、基地の外に家を借りて住んでいる軍関係者は基地内に住んでいる方よりも階級が高いという事も知られている。

要するに、近隣の住民は地元の人6割+本土からの移住者2割+アメリカ人軍関係者2割といったところ。

私がこの物件を決めた大きな理由は、まず何よりも家賃が安い事。
大通りに面しているわけではないが、目の前の公園には図書館も併設されていて、人の流れはある。

近くにスナックや、賑やかそうな居酒屋はあるが、ワインを専門的に提供しているお店は見当たらない。

近隣の方がフラリと立ち寄って小皿とワインを楽しんでもらえるお店をここに作っていこうと決めた。

決めてからはあとは動くのみ。
事業計画を立ててみる。

単価は¥4,000~4,500
ワインが一杯¥800~1,500
小皿は、予め仕込んでおいたものを切って盛り付ける、または温めてすぐ提供できる小皿を用意。¥700~1,200

全てを一人で行うので、席数は多くても10席。

回転はほぼ見込み無し、
6割程度席が埋まると考えて、

4,500 x 6 = 27,000
24日営業で1ヶ月の売り上げが
夜の営業で、¥648,000

お昼の図書館を利用される方や、公園を散歩する人へコーヒーを提供したいとも考えている。(なお、この時間は夜の仕込みを進めつつコーヒーと軽食のテイクアウトのみ提供)

軽食は、夜の営業にも転用できる美味しい商品を開発。(レシピ募集中)

10人程度を見越して 
¥1,000 x 10 x 24 =¥240,000

648,000夜営業 + 240,000昼営業
¥888,000 (1ヶ月の売上)

ここから
家賃 ¥44,000
光熱費 ¥50,000
通信費 ¥15,000
テイクアウト包装材¥10,000
融資金の返済費用 ¥50,000
仕入れ ¥266,400 (売上の30%)

合計¥435,400

を差し引くと、

¥452,600 (利益)

となる。

これが計画通りに進むとは思ってもいないし、昼も夜も働いて体がキツくないかとかの心配もないわけではないが、創業当初の事業計画の利益と考えると悪くないし、

何より昼夜合わせた予測売上の合計が

¥888,000 (末広がりまくり)

というところが素晴らしすぎるので、

これでいこうと思います。

半ば本気です。

ただ沖縄県も緊急事態宣言中ですし、
この先も飲食業へお客さんが戻るのは今までの7割程度だとも言われているので、
ニーズに合うテイクアウト販売の方に注力できるように今からそれを見越したお店造りをしていこうと考えてます。

私自身はソムリエなのですが、ホテル等で専門的に勤務していたわけではなく、
ピッツェリアでピザ職人の修行を3年半、その後キッチンカーでの移動販売部門、カフェ部門を兼任を1年半、
レストランでのサービスを1年半と全て同会社内で多様な職種を経験できたのが強みと思っております。

変化に柔軟に対応できるのは自負しているところ。

さあ世の中的にもピンチなこの状況。

私と出会うお客さ様には出来る限り楽しんで頂けるよう努力して、自分も楽しんで仕事が出来る環境を作っていこうと思ってます。
もちろん家族との時間もしっかり作れる事が前提で。

一人で想像する分には、自由で勝手ですが、ここに書き記している時点ですでに創造は始まっているかもしれません。

ヤベー奴と思われるかもしれないし、そんなに甘くないのはわかっていますが、人生は一度きりですしね。やりたい事はたくさん。
まずは1個目。

良いお店を創ります!!



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