映画「プリティー・ウーマン」
過去の自分のアルバムに、アメリカ(ロサンゼルス)旅行で訪れたロデオドライブの写真を発見。
ブランド店がズラリと並ぶこの通りは、当時の映画「プリティー・ウーマン」の舞台にもなりました。
そして、私もジュリア・ロバーツに憧れた一人です(笑)
懐かしくて、ググりました。
今年3月にも、地上波で再放送されたようですね?
「プリティー・ウーマン」は、ジュリア・ロバーツ演じる娼婦と、リチャード・ギア演じる超絶お金持ちとの、いわば「シンデレラ・ストーリー」。
映画の中でジュリア演じるヴィヴィアンの「私は塔に幽閉されたお姫様で、いずれ白馬に乗った王子様が迎えにくるの。」というセリフがあります。
「土の時代」真っ只中だった当時の王道の価値観。
いわゆる「3高」(もう死語?!)がもてはやされた時代です。
今でいう「ハイスペック男子」でしょうか?(笑)
女性は、そういう「ハイスペック」な人をつかまえて結婚することが幸せの道だとされてきました。
「シンデレラ症候群」というワードはご存知でしょうか?
男性に自分のことを幸せにしてほしいという依存的な願望があり、そのことが女性の自立を妨げている状態のことを指します。
「プリティー・ウーマン」は、そのことへの何らかのメッセージを秘めていた気がするのです。
そして時代は「風の時代」に入りました。
これからは「結婚」という枠にとらわれない、自由な生き方が可能になる時代だと個人的には思っています。
結婚=幸せ、という価値観から、もっと枠の外に出て考えられる時代。
依存し合うのではなく、お互い、自立したもの同士が作る「相互的な関係」。
それぞれの幸せの形も多様化してきた現代、まさに「多様性」を重視した生き方が今求められているのではないか?と思います。
映画の配給会社がディズニーというのも因縁めいていますね。
映画の中では「シンデ・ファッキン!・レラ!」という意味深なセリフも…。
自分にとっての本当の幸せとは?
その「幸せの形」は他から刷り込みではない?
これからの女性の、自分の生き方について、いろいろと考える良い機会になりました。
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