悲しさと味覚、味がしなかった蔵王えびグラタン

こんにちは、ゆうきです。

悲しいときのごはんって味がしないっていうけれど、みなさん経験ありますか。私は学生時代に付き合っていた恋人に振られて、実家で泣きながら食べたニチレイフーズの蔵王グラタンが忘れられないです。※本来は大好物

蔵王えびグラタン | 冷凍食品・冷凍野菜はニチレイフーズ

何があったかは記憶が朧げですが、このグラタンを見ると「あぁ〜味しなかったなぁ」と思い出します。よく「この音楽を聴くと過去の恋愛や経験を思い出す」と言いますが、食も当時の状況や味を舌で思い出させてくれますね。

今日は食と悲しい記憶について、あの時を振り返りながら考えたいと思います。

味がないグラタン

当時は母が用意してくれたごはんを食べる気になれず、自室にこもって泣いていました。1日ごはんはいらないんじゃないかと思いました。

しかし、泣くとお腹は空くもの。

深夜にお腹が空いた私は、冷凍庫を開けてお気に入りの「蔵王エビグラタン」をとりだしました。チンして数分。ほっかほかのグラタン完成。普段はエビのぷりぷり感ともったりしたホワイトソースのバランスがたまらないこの商品。ひとくち食べるだけで幸せな気持ちにさせてくれます。

一方、この日は本当に味がなかった。無味。においもしなければ、固形物を口に流し込んでいる感覚。泣いて鼻がつまっているからにおいも味もしないのか、精神的ストレスから味がしないのかはわかりませんが。あぁ、私辛いんだなって改めて実感しました。

食は誰と食べるか、何を食べるか、どこで食べるか、どのように食べるかが重要だと思っていましたが、どんな気分で食べるかも味覚に大きく影響するなと思いました。

まずいより無味のがつらい

みなさん苦手なものってありますか。

私は梅干しと和菓子が苦手です。和菓子は苦手かな〜くらいのレベルですが、梅干しは正直口に入れたくない。梅干し10個食べられたら、1万円あげるよチャレンジがあったとしても絶対参戦しない。

ただ、梅干し10個チャレンジ（1万円の賞金なし）と無味の大好物な蔵王グラタンであれば、私は喜んで梅干しを食べる気がする。それほど好みのものが全く味しないってキツい。

それほど、いつも味覚から感じる食の素晴らしさを享受していたんだなと。

食べものをおいしく味わえる精神状態でいたい

以上、本日は当時を振り返って、食と悲しい記憶について考えてみました。

おいしいものは人を幸せな気持ちにさせてくれますが、せっかくのおいしい料理や商品も、自分の精神状態で味が変わるかもしれません。食べものを楽しむためにも、おいしさに全力で向き合える精神状態でいたいなと思います。

前回マックのベーコンポテトパイを事例に、食と過去の記憶についてnoteを書きましたが、やっぱり食べものと当時の思い出は結びつきますね。

できればポジティブな食の思い出を増やしていけるよう、心の健康を保ちたいです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました☕️