恋愛で考えすぎてしまう人に知って欲しい事

僕はメンタルコーチとして10年ほど活動していますが、
多い相談やテーマに「恋愛」があります。

「恋愛」というテーマは誰にとっても重要な事でありますし、感情が乗りやすです。
なので相談内容も皆さん真剣です。
そして真剣に考えすぎて病んでしまう場合も多いです。

今回は人間とって重要なテーマの恋愛で知ってお、これは知って欲しいという情報をまとめてみました。

少し長くなってしまうので前編と後編に分けて
「無駄に病まずに済む便利な前提」と
「ではどうアプローチしていったらいいのか」を書いていこうと思います。

・恋愛すると人間はアホになる

元も子もない話ですが人間は恋愛するとアホになります。

恋愛をすると知能が低下する。という研究はたくさんあって、一説ではチンパンジー並みに知能が低下すると言われています。
これがどれくらいアホになるのかと言えば
恋愛中の人間の脳はハイになり
論理的で長期的な思考が出来ず
神経が過敏になります

つまり、目の前の事に夢中になりすぎ、
強迫的で居ても立っても常に心はハラハラドキドキ…
後先の事を考えずに、焦って明らかに頭の悪い行動をしてしまうのです。

この状態、他人として見たらどうでしょう？
言い方悪いですが、
まともな精神状態ではない
正に「恋は盲目」とは言い得て妙ですね…

恋をしているとき、人は脳の一部をシャットダウンしている

恋をすると愚かになる理由を、科学的に追究してみた結果 | ライフハッカー・ジャパン

恥ずかしい話ですが、僕自身もアホになった経験として
学生の頃、好きだった女の子に告白を決意してデートに行った時、
彼女を車に乗せ、いざ出発！と言う時に急に車が動かくなり
「ヤバイ！デート中なのに車が壊れた！ダサいと思われる！」
とパニックになってボンネット開けて見ていたら、サイドブレーキが入れっぱなしなだけで
「マジで…？」
とめちゃくちゃ笑われる。
という出来事がありました。
ちなみにフラれましたが、どうでもいいですね

話を戻すと
つまり、いつも冷静な対応が出来ていたとしてもアホになって訳の分からない事をしてしまうのです。
そしてこれは、ある程度しょうがない。と諦めましょう。
もちろん人によっては常に恋愛の状態でいないといけない。
と思い込んでいる恋愛依存症のような過度な状態になってしまう方もいます。
そういう場合は認知行動療法や瞑想などで、少し緩やかにしてちょうど良くする。というのが良いと思います。

これもバランスの問題で、仮に完全に恋愛のドキドキハラハラが完全に無くなってしまったら
「その恋愛の何が楽しいの？」
状態にもなってしまいますからね。
ある程度アホになるのを許容しておきましょう。

何故これをオススメしているのかと言えば、
恋愛関係は感情がとても乗りやすいのでメンタル的に自分を完全に否定してしまう方がとても多いです。

そうなってしまう方が多いからこそ
「恋愛すると多少アホになって失敗してしまうもの。それは生き物として、しょうがないものだ。」
と分かっておくと自分を責めずに済みます。

自分自身の感覚としても、よく相談を受ける経験としても
本人が思っている2倍以上はアホになる。まともではない。
くらいには考えてちょうどいいのでは？
と思っています。
それくらいわけわからなくなるものです。

・そもそも恋愛は難しいもの

おいおい、元も子もない事を言うな。という感じですけども、

恋愛において完璧主義にハマってしまうと、絶対に恋愛を成功させないといけない、失敗してはいけない。
という風になって前にも後ろにも進めず、悩んでしまう方が多い。
恋愛を怖がりすぎて、アプローチさえ出来ない。
そのせいで恋愛をしなくなって久しい。という方もいます。

そういう方が感じているのは一部真実で、そもそも恋愛は難易度が高いものです。
恋愛は『相手』がいて初めて成立するもの。
つまり、その恋愛感情を受ける、受けないは向こうに決定権があるのです。
相手を無視しては成立しえないのですね。

あえて厳しい言い方とすれば
現実的に考えて１００％相手と恋愛関係になれる方法は存在しません。

これを「ある」と考えてしまうと、妙に自分よがりになってスベりますし、
完璧主義になって恋愛に対して何も出来なくなってしまったり、
アプローチに失敗してはいけない。
延いてはどうせ何をしても無駄で、自分は受け入れてもらえない。と

幸せな恋愛関係を維持する必要な努力さえも切ってしまうメンタルになってしまいます。
他人が存在する時点でコントロールしづらいもの、拒絶されてしまう、失敗する可能性も大いにあるもの、それが恋愛です。
その上で「どうするか？」を考えられるから、有効な手段を取れるのです。

仮にスベって、失敗してしまっても、そもそも難易度が高いものです。
いい関係を築くのであれば、失敗をして改善すれば魅力的なパートナーとして相手にアピールできるようになっていきます。

恋愛においてあまりに失敗してはいけないと思うあまり、何も出来なくなってしまっている。という状況の方を何度も見てきました。

それが行き過ぎてしまって恋愛自体を嫌悪してしまう。という状態もあります。
（この気持ちは恋愛って感情の乗り過ぎなくらい乗ってしまうので傷つきたくないというのは痛いほど分かります）
良くも悪くも相手の存在を無視できないものなのだと、前提として持っておくと有効なアプローチの方法も見えて来るのです。

恋愛は人間に取って重要な事です。
重要な事であるからこそ、かなり強めにバイアスがかかってしまったり、認知が歪んでしまうものでもあるのです。

僕が思うのは、恋愛は人生を豊かにするものであって、無駄に自分を傷付けたり、無駄に相手を傷付たりするものではないと思っています。

ではどうすれば？という話なのですが。
今回は少し前提的な話になってしまい、
ここから具体的な話を書くと少し長くなってしまうので、
次回はもう少し具体的な恋愛においての有効な戦略を立てるための記事を書いていきます。

テーマは
より相手と親密になるための「恋愛」の引き算と足し算
です。

ではまた次回。

質問や相談があればコメントでどうぞ。
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初めての方は1回無料コーチングも行っているのでもしご興味があれば活用してみてください。