Re:歴史は繰り返す

こんにちは🌞

先日、人の学習の過程は右肩上がりではなくて階段式だというお話をしましたが、今まさに階段を一段上がりそうな気配を感じて若干興奮気味でお送りしております。

階段はどこまでも続くけどね。

というわけで本日は

「Re:歴史は繰り返す」

というテーマでお話します。

冷静に紐解いていけばそりゃそうだよなというお話です。

参りまーす。


▼副業禁止は企業を破滅に導く


個の時代という言葉が世の中に出てきたのはいつ頃でしょうか。

詳しくはわかりませんが、大学生になって少しずつ将来のキャリアとかを考えているうちに情報の受信アンテナの周波数が変わってきて、すぐにその言葉が僕の中に流れ込んできたように記憶しています。

ということはおそらくもっと前から(個人的にはYouTubeが流行り始めた2012年ごろなんじゃないかなと思っている)その言葉が出てきたのかなと思っています。

個の時代という言葉を知った若者や比較的フットワークの軽い20代の会社勤めの方々も徐々にその流れに合わせていき(イノベーター理論でいうところのアーリーアダプター)、そこから小中学生や高校生の将来の夢がYouTuberになっていって(アーリーマジョリティ)、徐々に大人たちにも受け入れられていき(レイトマジョリティ)、大きな会社の重役やお年寄りにまで受け入れられていきました。(ラガードまで認知)

会社勤めと個の時代との大きな差はみなさんご存知の通り“上手くハマれば収入のレンジを一気に拡大できる“ということで、言い方は悪いですが、個の時代という言葉を盾に会社勤めをせずに本当に個人のみで稼ごうとすることはギャンブル性が高いため、失敗するときは一気に失敗する可能性があると思います。

ベストは兼業ですね。

その流れから最近は副業がどうのこうのと騒がれています。

いつの時代も人口が少ない市場の方が一人当たりの取り分が多いのは変わりません。市場の面積(市場規模)÷プレイヤーの人数=プレイヤー一人当たりの取れる面積(利益)というだけで算数です。市場規模はもちろんどんな業界で戦うかによって大きく変わります。

ただ言えるのは、今はもう個人市場と個人でない市場という二つで分けて見てみると、個人市場に人が流れすぎていて、逆に個人でない市場は以前よは少し余裕が出てきているなあと感じます。

そういう流れが先ほども申し上げた通り、個人市場と個人でない市場の両方で戦わせてよ!(=副業、複業)という風に変化をもたらしているように感じます。

会社という組織は当然ながらできるだけいい人材を雇いたい。より利益を上げるためです。

そうなってくると、昨日の話でも申し上げたようにいろんな知識の学習・習得による知識と知識の類推、アナロジーが生まれるように副業を解放した方が確実に社員一人一人の能力値が上がって、さまざまなアイデアが生まれやすくなって、会社の利益は上がります。

これは間違いないと思います。

徐々に副業の解禁は進んでいるものの、その実態は悲惨なもので、55%もの企業でいまだに禁止されているという情報を耳にしました。

今のままのスピードで副業解禁が進んでいくと、いずれはみんな副業を制限されれる環境に痺れを切らして、個と個が結びついて新しい会社や組織を作るという流れが生まれて、下手すると大きな会社も才能を失って、どんどん力を失っていくかも知れないな。

つまりは個の時代から、個と個が協業する時代、スーパーベンチャー企業が大量に生まれる時代に変わっていく可能性もなきにしもあらずかなあなんて思っています。

結局は個人で戦っていたプレイヤーが組織になるという、歴史の繰り返しですが、やっぱり一人で勝てないなら協力するしかないのでその流れはあるのかなと思います。

あと20年後くらいにまた個の時代が訪れるのかな。

準備だけは怠らずに負けないように。

本日もお読みいただきありがとうございます。

また明日〜






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