とにかく浅く広く勉強する

こんにちは🌞

昨日のnoteは何人かの方々からお声をいただいてよかったな〜

人と比較はしないように人生生きていますが、それでも人から褒められると言うのは嬉しいものです。

本日は

「専門家になるにはまだ早い」

と言うテーマでお話しします。

現代においては専門職とか技術職の方々がご活躍されていますが、あえてここで警鐘を鳴らしておこうかなと思います。

参りまーす。


▼若いうちはできるだけ幅広く学ぼう


僕らはどんな学問でも基本的に初級、中級、上級みたいな具合に徐々にレベルを上げて学んでいきます。

最初は詰め込み。ひたすら知識を詰め込みます。

その後にその詰め込んだ知識を使った応用を行ってからさらに高度なレベルの詰め込みを行いさらに応用といった具合に進めていきますよね。

要するにこの作業ってある学問における情報を集める作業です。

これがある一定地点まで達すると、あるところからほとんどの情報が既知となって新しく得られる内容が少なくなります。

この状態を「集めすぎ」と言います。

僕らの学習手順は

1:最初はそもそもわからない、理解できないことだらけでアイデアも浮かばない

2:理解できることが急激に増え、それとともに無限の質問が浮かぶ

3:質問に対する解が得られたり、解と出合ったりするたびに「それってこういうことなのか」「あの話とこの話はつながり合っているのではないか」「だとするとこういう話があり得るのではないか」などの新しいアイデアや気づきがどんどん湧いてくる。

3の状態が最もアイデアが生まれることは明白です。そしてこれ以上に知識を蓄える、つまり「集めすぎ」の状態に入ると、

4:大半のことが既知のことで説明ができるようになってくるとともに、新しい気づきやアイデアが生まれることはあまりなくなってくる。

この「知りすぎ」の状態に陥ってしまいます。

若い頃から一つの分野だけに精通してしまうと、吸収力も効率も良いのですぐに知りすぎの状態に入ってしまって、時代の流れが変わってニーズが変わってくるとやがて置いていかれます。

現代社会だと新卒でエンジニアとして就職して、そのままずっとプログラミングのみを学び続けるとこういった状態に陥る危険性はあり得ます。

これを解決する方法は二つあると思っていて、

一つは吸収力がいい若いうちに、できるだけ多くの分野・学問を3のレベルの知識量に持っていく。

もう一つが2〜3つの分野・学問を4のレベルに持っていく。

この二つです。

複数の分野を学んだ経験がある人はしっくりくると思いますが、時々ある勉強をしている時に「あ、これあの学問のあれと同じような法則があるな」みたいなことがあるんです。

これをアナロジーと呼ぶんですけど、これが起きてくるとどの学問も飛躍的に理解が進みやすくなるんです。

知りすぎの状態に入ってしまっていても、同じようなレベルの学問を二つくらい学んでおけばアナロジーがうまく作用すれば掛け算式にアイデアが生まれることはあり得ると思います。

ですが、やっぱり僕は前者をオススメします。浅く広く勉強しておいた方が触れる知識の鮮度が落ちないのでアナロジーが起こりやすいように感じています。

そのためにも自分の好き嫌い以上に、ある程度世の中で良いとされている「良書」を読むことをオススメします。

アナロジー起きまくりです。

というわけで本日は「たくさん学んでアナロジーを起こして、アイデアを生もう」というお話をさせていただきました。

あと半日、がんばろー!




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