本を読み、「私はフルキャリなんだ!」と思わずにはいられなかったのと、第一子の育休からの復職時の葛藤が言語化されている部分も多く、うんうんと頷くところばかりだった。
フルキャリマネジメント 子育てしながら働く部下を持つマネジャーの心得 武田佳奈 著
出てくる調査結果と考察、インタビュー内容どれもに頷くしかなかった。「まさしくそう思ったことある!」の連続。第一子の育休からの復職後、両立が大変だなと感じたのは、なかなか成果が出せない、周囲に迷惑をかけている、という気持ちで一杯一杯だったとき。
ただ、今振り返れば、自分で自分の成長やポジティブな変化、貢献に気づけると、もっとうまくできたのでは、とも思う。同じ事象も捉え方で変わる。どうしても大変だな、と思うときは気持ちもネガティブで思考が止まってしまいがち。自分で「気づく」力を持ちたいと思うところ。
この本は「マネジャーの心得」というタイトルがついているけれど、いち子育てしながら働く1人として読んでもとってもためになる。自分の気持ちを言語化するヒントがたくさん詰まっていると思う。この本片手に誰かと話したい!