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愛は強し、と感じるお仕事小説
『ハケンアニメ!』を読み始めたら止まらなかった。
アニメ制作に関わる人たちのお話。ananで連載されていたのは知っていたのだけど、ananを見ても特に連載は読んでいなかった。人からすすめてもらって読んだ本。CLAMPさんが表紙の絵を描いているのが、小中学生のころCLAMP作品を読み漁り、アニメも観ていた自分を思い出して懐かしくなる。
それぞれの登場人物のアニメ、仕事に対する愛が伝わってくる。「ふとしたきっかけで観たアニメに救われた」「この監督に憧れて」とかある1つのきっかけから、アニメ業界を目指し、携わり、ばたばたと忙しい日々を送りながらもなんだか私には輝いてみえる。
本を読むときに、なんとなく話がわかるものは全文しっかり読む、というよりもぱらぱらと流し読みすることも多いのだけれど、この本は一文一文しっかり読んだ。なぜアニメが好きか、なぜアニメ制作でここにこだわるのか、アニメの展開はどうなるのか、登場人物達のこだわりも悩みもなんだか感情移入してしまったからか目が離せなかった。
アニメは特に興味がない、という人でも本のなかで仕事にかける情熱に触れて、よし、仕事頑張るぞ!と思わされる本だと思う!
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