ひとを好きになるということは、

「ひとを好きになるということはとても楽しいものでございます。」

恋というものは楽しいものだとからからと話す少女と、
恋するということに肉体の衰えを感じてしまう小説家のお話。

こんにちは。
8月…を通り過ぎ、すでに9月。金木犀の香りが漂い、日夜涼しく空もすっかり秋色。
あっという間に過ぎてしまった8月どのように過ごされていましたか？
私は…ちょっとTwitterを遡ってみますと、遅くまで仕事に明け暮れたり、アクリル絵の具買ってお絵描きしたり、大豆田とわ子一気見している間に北海道に住む妹が結婚したりとかそんな日々でした。妹、ほんとおめでとう！！

そして何より「えんそくvol.1 泡もちょうだい」の稽古と撮影に奔走していた日々でした。

この撮影のお話しをば、今回したいと思います。

もとは7月に出演予定だった舞台が延期となり暇していた時、えんそく主宰の小川さんから「何人かで集まってWS的に演劇しませんか？」とお誘い頂いたことが最初です。
お芝居したい気持ちの行きどころがなかった私にとって、とても嬉しいお誘いでした。
基本人見知りで、人の集まりに不向きな質だけれど、こういう時ばっかりは率先してやりたい！と首を突っ込んでしまいます。

WSを数回（といっても感染者がまた増えてきたとこZOOM中心）行い、そのまま一つ作品を創り公演を打つことに。

が、場所もスケジュールも整ったところで予測を上回る感染者数を受け、有観客公演から配信販売へと路線変更。

動画作品を急遽撮るってんで、みんなで色々考えながら作って行きました。
私も微力ながら絵コンテのたたき台を持って行ったり（撮り方などの関係で使われてはないですか）

描いてみた絵コンテ。
こういうのって演出脳がいるんだな、と思い知らされました。
圧倒的にそういう才能ないなぁとしみじみ思っちゃったよね。

当初予定していた作品とは、全く異なるものになったけれどとても綺麗な作品になったのではないかと思います。

演劇を残しつつ、リーディングムービー。
みじかい映像の作品。

作品の中身について。
WSで利用した室生犀星「密のあわれ」が原案となっています。
これ、二階堂ふみさんと故大杉漣さん、真木ようこさんで映画にもなっています。
勉強がてらみたんですけど、恋のお話しかなと思いますが、恋というものを通して人の老いゆく人生について描いた作品と思っています。
単純に恋のお話、としてみてもわかりやすく面白いかも。特に二階堂ふみと真木ようこが恋について本音を話し合うところとか。

今作は現代に置き換えて、設定も独自にアレンジしています。
私の役どこは一言で言ってしまえば、昔関係のあった女、です。
元恋人のような、明確に恋人と言っては無かったかもしれないけれど、異性として過ごす時間があった人。

忘れられない男を思い彷徨う人です。
ぼんやりとした様子でひとりだけほぼ台本持たずお芝居してます（リーディングなのに…）

久しぶりに物静かな人をやりました。
割とうるさい役を振られがちなので、ザ・パワー！な感じでしたけどこんな私もいいかもね。

もうすぐ配信がスタートします。
ぜひ、少しでも多くの方に見ていただけますように。

私の知人で買い忘れている方、珍しい大人しい私なのでぜひ買ってみて。
そして感想大会と称してリモート飲みしてください。
よろしくお願いします。

以下宣伝文だよ。

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えんそくvol.1 みじかい映像の作品
「泡もちょうだい」


窓のむこうでなにか言う。
遠いものから好きになる。
恋のことばは泡になってもたのしいね。


原案:室生犀星「蜜のあわれ」「火の魚」他
脚本:岡本セキユ

撮影場所
コミュニティブックカフェ　みたかのば（http://www.mitakanova.jp）
本編
約50分間

視聴期間
9月15日(水)10:00〜10月1日(金)23:59
※期間内は繰り返しご視聴いただけます。


チケット種類・値段
⚪️白版　¥1500

チケット種類・値段
⚪️白版　¥1500
出演:岡本セキユ・松本みなみ・小川結子

⚫️黒版　¥1500
出演:里谷昌洋・ゆうか・小川結子

🔴赤版　¥2000
白黒両方ご覧いただけます。


チケット販売期間
9月1日(水)10:00〜9月30日(木)23:59

お支払い方法
クレジットカード決済、コンビニ決済、PayPay残高

チケットご購入・詳細はこちら
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02n9v67df9v11.html