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父の暴言の数々

 虐待サバイバーのゆうかです。
 
 私達は、父の暴言や暴力に日々さらされていました。父は、興奮すると本当にとてもひどい言葉をたくさん使いました。 

 小さな頃から、私は、聞くに耐えようなひどい言葉をたくさん耳にしていました。

 「目ン玉くり抜いてやる!」

 「頭ぶっかいて脳みそをすすってやる!」
   (↑??)
 
 「ここを血の海にしてやる!」
 
 「お前ら全員ぶっ殺してやる!」
 
 「お前ら全員八つ裂きにしてやる!」
 
 「俺は簡単に人を殺さない、爪を1枚ずつひんむいて、刺してから怪我を治し、また刺して治して、を繰り返してたっぷり苦しめてから殺すんだ!!!」
 
 「本人を苦しめるには、本人を傷つける必要はない、周りの人間からひとりずつ傷をつける、人間は自分の大事な人を傷つけられることが一番辛いんだ!!」
 
 「一番つらい拷問は、爪を1枚ずつはむくことと、歯を1本ずつ抜くことだ!」

 ……………聞くに耐えない、ありえない言葉ですよね。

 まるで、あちらの筋の方々が使うような言葉の数々。
 小さな子供の耳に、入れる言葉では絶対にあり得ません。小さな子供ではなくても、普通の人間なら、衝撃的すぎる言葉です。

 小さな時から、日常的に聞かされていた私でも、さすがにそれを当然とは思わず、なんてひどいことを言うのだろうと、いつもとても怖い思いをしていました。

 ここまで、極悪非道の言葉が出てくる、父のバックグラウンドに何かがあったのかもしれません。けれど、それは、もうわからなくてもいいと思っています。
 
 そんなことより、こんな言葉を幼少期から投げつけられていたら、健全な精神が育つわけがありません。暴言を浴びせられ続けると、脳の成長過程で萎縮すると聞いたことがあります。
 私の脳が萎縮してないわけがありません。

 いまだに、耳に残る父の汚い言葉の数々を書き記しただけで、改めてゾッとします。

 今の私が、怖いことが何も起こってなくても、なぜか怖くて怖くてたまらないのは、そんな言葉の中で育ったからなのかもしれません。
 
  
 



 

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