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ベリーダンスを練習するときに心掛けていること(最短距離で進みたいのヨ編)
ベリーダンスの上達、そして"私"の踊りを見つける旅
私は2015年からベリーダンスを始め、1年間のお休みを経て、コンペティションに挑戦・受賞、そして今大変ありがたいことにショー出演の機会を頂き踊らせていただいてます!
1月からは三軒茶屋にて基礎クラスも開講させていただきます!
2015年の私の踊りは結構ヤバくて(鏡がないので大学の窓に自分の姿を写してやってました、しかもジャージ)よく言えば味があったのですが…。
お客さまに喜んでいただけるよう、ダンス初心者の仲間たちと共に超必死に練習して、その経験が今に繋がっています。
学祭は年に1度、しかも時期は決まっているので、ダンス初心者だろうと何だろうと必ず期日までに踊りを仕上げないといけない。。!
しかもベリーダンスのwsやコンペ、レストランショーなるものが世の中に存在するということすら知らなかった(youtubeでしか見れないと思ってました笑)私たちがどうやって最短距離で上達を目指したのか。
いつまで当時のやり方を引きずってるんじゃ!と思いつつ
今までそれを実践してきて良かったことばかり。
そして今、自分なりの踊りを目指す中でも常に心がけていることばかりなので全部メモ的に書いてみます。
先生のお手本の動きをよく見る
先生から盗めるものは全て盗むつもりで…
リアルでもオンラインでも、YoutubeやSNSからだって…
テクニックや振り付けの説明を聞いて終わるのではなく、
どの方向に、どのくらいのパワーで重心をかけているのか。
床・身体に対して腕はどういう角度か、どの部位にどのくらい力を入れているのか。表情はどうか。爪先はどの方向を向いているのか、正面に対して身体の向きは?
ヒップワークなら、どの足に重心があるのか。足裏のどの位置に乗っているのか。筋肉は緊張させているのか、否か。踵は浮いているのか、着いているのか。足幅は広いのか、狭いのか…。腰が動いている時の上半身はどうか。
SNSでも、手のポジションと通り道、身体をどう使っているかなど、意外と見えてくるものはあって、
例えばヒップワークの時に膝はどのくらい曲げているのか、ルルベの高さ、足運び、コンビネーション。素敵に見える角度。どうやって体型を活かしているか。指先・足先は?
先生の動画を超スロー再生して研究するのもおすすめです。
肉眼だとわからなくても、体の角度や重心が見えやすくなって
自分での再現性が高くなる気がします。
(ハッガーラやジュエルの動きが分からなくて永遠にyoutubeをコマ送りで見てました)
音楽をよく聞く
先生の振り付けをただコピーするのではなく、
どの音で何の動きをしたか、何の音がどの音に合うのかなど自分に貯めていくようにしています。
一つの音だけ拾うのではなく、メロディからベースライン、高低差、歌声、マカームの切り替わりなど様々なパートを感じながらレッスンを受けてみるなど。(師事している先生の音どりが好きで、毎回先生の感性に感動しています)
コンビネーションのクラスなら、
リズムは何か、音楽のジャンルは、どういう時に応用できそうか考えてます。
お手本の動きと自分を徹底的に見比べて、違和感を抽出
イメージは数学の相似。
先生の動きをよーく観察したら、というか、観察しながら、
今度は自分で試してみる。
おすすめは先生と同じ動き・振り付けを踊ってみて、ビデオで撮って見直すこと。
あ、でもレッスン中に鏡でも見比べてます!
動画を撮れないシーンもありますから、そういう時は超集中して先生と自分を見比べて考えてます。
(レッスン中に前向いたり横向いたりしてます。。)
もちろん先生に教えてもらうのも大切ですが、そこで終わるのではなく、自分で研究するのが重要なんじゃないかと私は考えています。
(自主練の練習的な…)
だからこそ、私はいつも「先生のお手本の動きをよく見る」パートで得たものをもとに、自分とどこが違うのか徹底的に比べます。
例えば、私がスタジオを2h取ったとして、実際に踊るのは1hくらい。
残りの1hはビデオを見て、何が違うのか考えてみる。
ここが違うんじゃない!?が分かったら、もう一度撮影、修正の繰り返し。
しかも、前からと横からで撮影してます。
レストランで踊るときは横からも見られますから、その対策です。
(動画を見返すたびに、なんかちがーう!と凹んでます…)
(ヘッドロールが出来なさすぎてスタジオで1人で大泣きしたことがあります)
これまでの感じだと、主に首や四肢の角度と重心、ボディのしなやかさ、筋肉の使い方(例えば手をピラっと動かしているように見えても筋肉は使い続けている)が大きく異なっていて、
そこから微調整をしていくことが個人的には多かったです。
違和感をもとに、自分の身体をよく見る、研究する(過去の自分のパターンを例に)
前述の微調整に関して。
テクニックに関しては先生の動きを真似るとして、
魅せ方というか、踊り全体としてなんか違うって思う時ありますよね。
(サークル時代もみんなでなんか違う…って言いまくってました)
そういう時は、先生に対して、
自分は四肢が長いのか、短いのか、細いのか、太いのか。
身幅があるのか、ないのか。まずは比較をしながら自分を知ってみます。
先生よりも手足が長いなら、全く同じように踊るよりも更に遠くに伸ばすことを意識した方が綺麗に見えるかもしれません。
短いなら、身体の遠くを通るように手足を運べばより大きな踊りができるかも。
ちなみに私は腕が細めなので、気持ち高めにポジションを置くことでより美しく見えるようになりました。
これまではやや下めにしていましたが、下めだと肘が曲がってしまい、身体に角(とんがり)ができてしまうことに気がつきました。
細さをカバーするため、なるべく身体にアーチを作ろうとした結果が高めのアームスです。(まだ研究中)
最後に、"私"の踊りを高めていく中で一番大切だと思うこと(守破離的な…)
真似だけじゃなくて最終的には自分の踊りをしたい!と研究をする中でとってもとっても大事だと思うのが、
自分の中に最終的に自分の踊りをどうしたいのか理想を持っていること。(持論です)
これまでは、自分が踊っている姿をビデオに撮って細かくフィードバックしていくことが一番大切だと思っていました。
でも、実際は自分で自分の踊りをフィードバックするわけですから、
自分の中に「こんな風に踊りたい」がインプットされていないとどこに違和感があって、どこを修正したら良くて、どこに向かっていったら良いか迷子になってしまいますよね。
(中田敦彦も自分の現在地がわからないと目標に向かえない的なことを言ってました)
とはいえ、まずは先生の真似をしてみる。
やっぱり素晴らしい先生ってすごく難しいことをしています、
それを先生の技術でナチュラルに見せている。
だからこそまずは徹底的に比べて、真似て、修正しながら自分の技術を磨いていく。
そして、学んだり色々見ているうちに自分の中に沢山のエッセンスが溜まって、理想が出来上がってきて、そこに向かって振りを作るなり、自分で自分を高めていく。
その理想は一人一人違ってよくて、自分らしく、自分はこう踊りたいのよ!でいいと思うんです。
何事も真似から始まって、それを見つけて、そこからオリジナルに発展していく。
この段階に至る時には既に前述の見る・比べる・研究するは身についているはずですから、それを怠らず続けながら進めば良いのかなと
思いながら、今日も練習に励みます。笑
では!
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