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仕事選びを「やりたいこと」or「やれること」の軸で考える


本記事の概要まとめ(時間のない人はここだけ!)

・本記事は「転職を考えている方」「仕事を辞めたいが次の就職先があるか不安」「新卒で就職した方」などに向けた記事です。
・「やりたいこと」はモチベーションを保ちやすいが「理想とずれているところが出た」時にモチベーションが大幅に低下する。
・「やれること」を選ぶと楽で仕事でのストレスは減るがモチベーションが下がりやすい
・結城は20代のうちに「やりたいこと」と「やれること」をしっかりと定めるような行動をしてきた。それで今の人生なんだかんだ楽しく生きているので、一つの生き方のレールとして参考にしてもらえたらうれしい。

1.初めに

1-1. 今の仕事に「つらい」「苦しい」と思っている方は…

安心してください。結城も新卒の会社を「つらい」「苦しい」ということから数カ月で辞めました。同じ悩みを抱えている人は周りにいますからね、あなた一人ではないこと、そして自分を責めないであげてください。そう思わせる「会社が悪い」と思考を切り替えましょう。

1-2. 結城が仕事を辞めた時の話

結城はやめるときに「3年は最低でも勤めるべき」や「転職しても何もできやしない」などそれこそまあテンプレみたいな素敵なワードを上司から頂きましたが、結果として未だに社会人を続けることができています。
もし今の仕事が「苦しい」とか「つらい」のであれば、まずはそこから離れること、そしてやめるのが言い出しづらいならまずは心療内科や精神科で先生に相談してみてください。

2.「やりたいこと」と「やれること」

さて、今回の記事は「1.初めに」で書いているようなケースではなく、「嫌なことはないけど今の仕事のままでいいのか?」という方に向けた記事になります。そうした時に転職の一つの軸として「やりたいこと」と「やれること」を明確にしておくと自分の理想の仕事に出会いやすいと感じたので、備忘録がてら残しておくことにしました。下記の内容において
①やりたいこと:自分が「これがしたい!」と思える仕事
②やれること:自分が「これならできる」「苦しくなく続けられる」と思える仕事
として定義します。

3.「やりたいこと」を仕事に選ぶメリットデメリット

「これがしたい!」と思える仕事を仕事に選ぶメリットは「やりがいを感じやすい」というところです。当たり前なんですけど、「これがしたい!」という欲求に対してそれを満たすアクションができているわけなのでモチベーションは大きく上がりますし、仕事が楽しめると思います。
ただその反面デメリットは「理想とずれているところが出た時のモチベーションの低下がエグい」ということです。
自分は「やりたいこと」を仕事にしてた時期がありましたが、「給与面」が労働の内容とどうしても合わない(=理想とずれていた。ただ業界的に仕方のないところではありましたが…)ところがあったので辞めました。ただその「やりたいこと」をやってた期間は非常に充実してた覚えがありますし、一番輝いていた時期だったかもしれません。

4.「やれること」を仕事に選ぶメリットデメリット

「これができる」ということを仕事に選ぶメリットは「とにかく楽」なところです。「苦しくなくて続けることができる」ので、(職場の人間関係などは考えないとすれば)「苦しくてもやりたいことを追い求める」よりは格段に楽に仕事をすることができます。デメリットはもちろん「やりがいを失いやすい」ということです。「すごくやりたいことじゃないけどできることだから…」という理由で続けているとモチベーションが枯渇しやすく、現に自分も今は「やれること」を仕事にしていますが、「やりたいこと」をやっていたころよりも明らかにモチベーションは低いです。

5.じゃあ結局どうすればいいの?

さて、ここまでの内容を踏まえて結論を考えたときに、以下の道があるかと思います。

5-1. 「やりたいこと」を「やれること」にする努力をする。

「やりたいこと」と「やれること」のいいとこ取りをする感じです。モチベーションは枯渇しにくいし、やれることだから楽に仕事ができる。これが理想形であると思います。
ただしこの努力の大変さは人によって違います。例えばですが「やりたいこと」が自分に向いていない(「やれること」にすることが困難である)というケースもあります。

5-2.  「やれること」を仕事にして、「やりたいこと」は別に見つける

「やりたいこと」を別に作るパターンです。自分は趣味が第一なので仕事は「やれること」のままでいいと思ってますし、仕事は仕事で割り切っています。仕事はあくまで「やりたいことをやるための手段(僕の場合はお金を稼ぐこと)」として捉え、趣味を全力で楽しむのも一つの仕事の形だと思います。

5-3. 「やりたいこと」の幅を広げ、「できること」につなげる(やや5-1に近いかも?)

例えばですが、職場の人間関係がいい場合などは「やりたいこと」の幅を広げるというのも手段の一つです。例えばですが「やりたいこと」を仕事の内容に求めるのではなく、「この会社で働きたい」「この人間関係の中で仕事をしたい」など、やりたいことを仕事の内容以外に転嫁するとそれはそれでとても楽しい仕事生活になると思います。

5-4. これらを踏まえて結城はこんな行動をしてきました

①20代のうちは積極的に転職をして、ひたすらやりたいことを追い求めてました。その中で「やれること」が意外と多いことに気づきました(いわゆる5-1的な動き方)
②「やりたいこと」を「やれること」にするには業界全体を変える必要があると感じたため、①で分かった「やれること」を仕事にし、「やりたいこと」は別に求めることにしました(5-2的な動き方)

5-3についてはこれからだと思いますが、まずは5-1,5-2それぞれを試し、どちらが自分に合っているかを確かめる生き方をしてきて、実際そんなに悪くなかったです。ただ5-1でいろんな壁にぶち当たっていく中きつかったこともたくさんありましたが、幸いにも若かったので仕事には困りませんでした。
リスクの少ない20代のうちは5-1よりの動き方をして、壁にぶつかりながら成長することも大事なのかな?と思ってたりします。

6.終わりに

本記事は特に科学的な根拠などはありません。あくまで結城の「思考の発散」的な記事です。そのため結城が感じた「世の中ってこんな感じなんだな」みたいなことをまとめている記事なんだなと思ってもらえると嬉しいです(だからこそ無料公開していますし…)
ですので、「価値観の一つとしてこう捉えている人もいるんだな」くらいの、参考程度に見ていただけると嬉しいなと思います。
皆様が日々を楽しんで過ごせますように。

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