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【IT、コンサル】アクセンチュアに内定をいただいた時の話。面接で聞かれることや攻略方法!

割引あり

こんにちは、ゆうじろうです。

今回は、
【IT、コンサル】アクセンチュアに内定をいただいた時の話。面接で聞かれることや攻略方法!
と題しまして、実際に私が転職活動を通して経験した話を元に記事にしていきたいと思います。

これから新卒入社や、中途入社を希望している方は是非ご覧になってください。7000文字の大ボリュームで説明します!


私の経歴

都内の文系大学を卒業し、大手企業のIT子会社で10年経験を積んだあと、上場企業Sierへ転職・勤務しました。
その後医療機器メーカーの社内SEも経験しており、現在は新卒時の会社に出戻り転職して働いています。

●略歴
・2010年迄 國學院大學 経済学部卒業 卒論は高齢者の就労について書く。資格は漢字検定2級、運転免許のみ

・2011年 大手建設業IT子会社 社内システム開発、運用保守

・2020年 NEC 大手建設業・住宅業界のシステム運用保守、プロジェクトマネージャー
⭐︎NECに転職する際に、同時にアクセンチュアに内定をいただきました

・2023年 大手医療機器メーカーに社内SEとして転職しNEC同様プロジェクトマネージャーのような業務を担当

・同年 最初の会社に戻る(出戻り転職)

記事の具体的な内容説明

今回の記事では、

  1. アクセンチュアとはどんな会社か?

  2. アクセンチュアの就職難易度は?

  3. アクセンチュアの年収は?

  4. アクセンチュアの福利厚生は?

  5. アクセンチュアへの入社方法

  6. 新卒入社

  7. 中途入社

  8. 内定までの面接回数

  9. 面接で聞かれること

  10. アクセンチュアの攻略、うまくアピールする方法

  11. なぜアクセンチュアに入らなかったか

  12. 終わりに

と言った内容で記事を書いていきます。

アクセンチュアとはどんな会社か?

アクセンチュアは総合コンサルティング・ファームであり、下記の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供しています。
アクセンチュアにおける5つの事業領域ストラテジー & コンサルティング: 経営課題の解決
アクセンチュア ソング: デジタルマーケティング
テクノロジー: クラウド・ITシステムの導入
オペレーションズ: BPO・アウトソーシング
インダストリーX: 製造業のDX化

アクセンチュアとは?どんな会社?基本情報を解説 (タレントスクエア)

このような説明にあるようにアクセンチュアとは、総合コンサルティングファームです。総合コンサルティングとは、企業の経営課題の解決のためにあらゆるサービスを提供する企業です。

コンサル業界について、よくご存じの方も多いと思いますが、総合コンサルティングの中で最も花形なのは「戦略コンサルタント」かと思います。

戦略コンサルタントとは・・・ビジネスの世界で重要な意思決定を支援する専門職です。つまり、企業がより大きな売り上げや成功を実現するために今持ち合わせている資源や周辺環境を分析して提案をする仕事です。

今回私の記事で扱うのは、この戦略コンサルタントではなくITコンサルタントになります。

これはどういうことかと申しますと、いま、ビジネスにはITがなくてはならないものになっています。事業を成功させるためにはAIを用いた分析システムであったり、顧客と接点を持つためのスマホアプリが必要不可欠になっているからです。

戦略コンサルタントは、顧客にそのような提案を最終的に行いますが、実行部隊としてIT部門が必要になるので「ITコンサルタント」という役職がでてきます。

また、戦略コンサルタントが付かない場合であっても、日本の大手企業はアクセンチュアにITサービスの維持管理を依頼することがあります。

更に、昨今では企業のIT部門をアクセンチュアに吸収合併することを打診することもあるほどです。

そのため、アクセンチュアはコンサル会社でありながらもITサービスを提供するSierへと実態が変化してきています。

それだけに、まさにどれだけ人手があっても足りないという状況が出来上がっておりますし、企業としての将来性や業界の中での確固たる地位や信頼を勝ち得ているかと思います。

その理由は、グローバル企業としてのスケールや技術の共有にあるとかつての上司から聞いたこともありますし、買収や合併の理由としてもはっきり記載されています。

事例を下記に掲載いたしますね。

特に注目するのは
日経のオリンパスの記事に関連した内容です。具体的にアクセンチュアへ期待する内容に対して触れた記事もありました。

「デジタル分野でプロフェッショナルなサービスを提供するアクセンチュアの一員となり、新技術などを獲得して専門性を高めるべきだ」(オリンパス)と判断した。

monoist.itmedia

このように少し調べただけでもアクセンチュアにIT子会社を売却したケースや、一緒にIT機能会社を設立したケースは多数あります。

これだけの事例がありますので、コンサル会社におけるITコンサルの役割が非常に多様で需要が高いことがわかるかと思います。戦略コンサルタントに比べて領域が専門的で、給与も低い水準ではありますが様々な業種と比較してみれば高い水準でありつぶしのきく職種であることが説明できると思います。

アクセンチュアの就職難易度は?

アクセンチュアの就職難易度ですが、簡単ではないことは確実です。

結論からいうと、アクセンチュアの就職難易度は極めて高いです。
その人気の高さから、新卒採用倍率が極めて高いNTTデータよりも難しいとされています。
2022年度の採用人数は「301名〜」です。
仮に採用人数を500人だと仮定したうえで、プレエントリー候補リストに登録している人すべてが応募した場合、採用倍率は60倍を超えます。

リクペディア

この記事のようにNTTデータよりも難しいかどうかは言い切れませんが・・・
しかし採用倍率から新卒での就職がかなり難しいことがわかると思います。

しかしながら、中途での入社は専門性を身に着けることで十分可能かと考えます。私は、こう言っては申し訳ないのですが滑り止めのつもりで面接を受けた身の上でも内定を得ることができました。

アクセンチュアの年収

こちらのサイトによれば年収は798万円が平均とのこと。
これは間違っていない情報かと思います。

なぜかと申しますと私がいただいた内定で、職種はITコンサルタントのしたのアナリストという役割でしたが、提示された年収は620万円以上でした。

順当にITコンサルタントに昇格するか、もしくはひとによりITコンサルタントで中途入社すれば798万円は信ぴょう性のある年収であると言えます。

また、私が経験した大手Sierでも主任クラスで720万円以上の給与でした。そのため、アクセンチュアのようなコンサル会社も競合としで同等かそれ以上の待遇を用意していることは必然であると言えます。

大手口コミサイトライトハウスによりと、アクセンチュアの平均年収は798万円。

アクシスコンサルティング



アクセンチュアの福利厚生

アクセンチュアの福利厚生は充実しています。
確定拠出年金は、企業と個人が出し合って+アルファの年金を積み立てる制度です。持株会や、カフェテリアプランもあります。このカフェテリアプランは素晴らしい制度で、毎年一定のポイントが付与されていくつかのメニューから自由に選択してお金のように使えるサービスです。
これは、Sierの場合、個人に3万円程度、子供がいればさらに8万円程度支給されていました。アクセンチュアでも同等の支給があるのではないかと思われます。



アクセンチュアへの入社方法

アクセンチュアへ入社する方法は、新卒入社と中途入社があります。
ここではそれぞれを説明していきますが、私が経験した中途入社についてはより詳しく記載できるかと思います。
しかしながら、業界に長く触れた経験や、中途面接を受けた経験から新卒社員に求められる資質についても書かせていただこうと思います。

新卒入社

未来のアクセンチュアに必要なDNA背伸びをしてでも目標へ手を伸ばさずにはいられない
チャレンジに、手加減をしない
自分も会社も世の中までも、変えたいと望む
常に次のステージを見据え、自らの開拓に貪欲である
タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある
あるべき姿を追求するためには、立場や関係性を超えた主張を厭わない
信念に基づき、主張し、実際にやりとげる
チームワークの可能性を信じる
多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある

アクセンチュアHP

ちょっと漠然とした求める人物像ではありますが・・・
ご自身がIT業界、コンサルタントに適しているという資質をエピソードを踏まえて語ることができれば内定の可能性が高くなると考えます。

例えば、部活でイベントを企画して、必要なプロセスや資源を検討し、メンバーに割り振って成功に導いた経験や工夫した内容、失敗したことなど

アルバイトでもよいのですが、課題を見つけて具体的に解決策を考えてメンバーと取り組み目標を達成した経験が望ましいです

ハードルは高くなりますが、大学や課外活動でシステムやアプリを作った経験でも構いません

上記のようなプログラムができなくても、なにかの課題に熱量を持って取り組み、解決した経験をアピールしていきましょう。

また、ITコンサルタントをはじめとして必要な資質がポータブルスキルです。これがご自身に備わっている、あるいは備えるべく努力したということを説明しましょう。

現状に完全な能力が備わっている必要はありません!

資質があることが分かれば十分ですし、努力が伝わることでグンと内定の確立があがります。

ポータブルスキルとは、どんな環境でも活かすことができるスキル(=持ち運びできるスキル)のことです。
特定の業種や職種、時代背景に囚われることのない、汎用性の高いスキルのことを指します。

mba.globis.ac.jp

中途入社

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