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刺身の王様『 鮪 』

お刺身と聞けば、マグロを連想する方は多いと思います。

味覚、価格とも王様級ぐらいの人気のネタです。

スーパーマーケットなのでのお刺身盛合せもマグロが最も重要と言い切れます。

そのお店のお刺身の考え方などの良し悪しや、魚に対する目利きなどによる思いが出る場所です。

そこで、スーパーマーケットで売られているマグロについて簡単に解説して行きたいと思います。

スーパーマーケットで販売されているマグロの種類は

●本マグロ ( 黒マグロ )

●インドマグロ ( 南マグロ )

●メバチマグロ ( ばちまぐろ・ダルママグロ )

●ビン長マグロ ( ビンナガ )

市場状況から主に上記の5種です。

ではこの5種類のマグロを簡単に.分かり易く説明します。

本マグロ ( 黒マグロ )

生物学的分類はスズキ目サバ科の海水魚です。

魚類の中ではとても大型の魚で日本沿岸を始め太平洋に多く分布しています。

このマグロの美味しい旬の時期は12月~翌年の2月頃の冬場です。

スーパーマーケットで販売されている本マグロの大半は、冷凍物や生マグロでも養殖物が多く流通しています。

生本マグロの養殖物は九州や沖縄の物が多く出回っています。

冷凍物はほぼ輸入物で、マルタやメキシコにクロアチアなどから多く輸入されています。

稀に天然物の生本マグロが入荷することがありますが、旬の時期の冬場ではなく季節外れの夏場などが多くありますが、価格は格段と安いのですが、身は脂乗りが薄い為水っぽいのでお勧めはしません。

インドマグロ ( 南マグロ )

スズキ目サバ科に分類され、南半球の中緯度海域に広く生息しインド洋海域で漁獲されていますが、マグロ類の中でも最も絶滅が危惧されています。

日本ではインド洋で多く漁獲されたことからインドマグロと言われる様に鳴りました。

インドマグロは、味・脂乗りは本マグロと肩を並べるほどの高級マグロです。

南半球のインド洋海域しか生息していない為、スーパーマーケットなどに出回っているものはオーストラリアやニュージーランドなどから輸入された冷凍物が主流です。

特に南アフリカのケープタウン産は群を抜くくらい品質・脂乗りともよく最高に美味しいと評判です。

メバチマグロ( ダルママグロ )

スズキ目サバ科に分類される魚の一種で、スーパーマーケットの盛り合わせ等で多く使われているのがこのバチマグロです。

ホンマグロやインドマグロに比べると味や脂のりは劣る物の価格面ではニーズナブルで十分に味を楽しめて満足出来るマグロです。

そんな.バチマグロですが、旬は春から初夏にかけて九州から四国沖で漁獲され、秋から冬場にかけて千葉県沖から四国沖で漁獲されます。

この時期では、千葉県沖から四国沖で漁獲された鮮度抜群の生バチマグロがニーズナブルで食べれるという事です。・・・しかも😲この時期のバチマグロは品質も良く脂も程よく乗っていて、ホンマグロやインドマグロに引けをとらないほど美味しくなります。

冷凍物ではインドマグロ同様にケープタウン産の高品質の物も市場には出回っていてコチラも生バチマグロ同様にホンマグロやインドマグロに引けをとらない美味しさで、刺身好きでしかもマグロ推しなら一度は味わっておきたいマグロです。

ケープタウン産のマグロを見かけたらちょと😅お値段が高目ですが購入して一度は食べてみる事をお勧めします。

キハダマグロ( キメジマグロ )

スズキ目サバ科に分類される魚の一種で熱帯、亜熱帯地域の広く生息します。

キハダマグロは主に缶詰などの加工食品用として使用されます。

味はあっさりしていて、脂のりも少なくて淡泊なマグロですが、旬の初夏の時期は程よく脂がのって美味しく頂けます。

価格はマグロ類の中でも買い求めやすい価格で販売されていますが、スーパーマーケットなどではバチマグロを主に取り扱う店舗が多く、キハダマグロを取り扱う店舗は少ないのが現状です。

ホンマグロやバチマグロよりも脂のりと色目が薄いのが好まれない理由のようです。( 朱色ぽい色合い )

キハダマグロは脂のりは薄いですが臭みも少なく、お刺身で食べても美味しく頂けます。

お刺身以外にもマグロカツや煮つけ、照り焼き、バター焼きなどのもおすすめです。

もしスーパーマーケットなどで販売しているのを見かけたら購入してその味を確かめてください。

ビンチョウマグロ

スズキ目サバ科に分類される魚の一種です。

熱帯、亜熱帯の海域に多く生息しています。

日本近海ではカツオと同じ様に春先から夏場にかけて太平洋お気を回遊してこの時期に多く漁獲されますが、美味しいのは脂がのっている冬場です。

また、回転ずしなどで言われている『 ビントロ 』とはこのビンチョウマグロの事です。

このマグロはマグロの中でも小型のマグロで「 ビンナガ 」とか「 トンボ 」とかとも言われています。

漁獲漁も多く、市場にはお刺身用として20キロ台の物が箱に入れられて半身入りやロイン状にされて流通されます。

他には缶詰をはじめとした加工食品に多く利用されています。

スーパーマーケットなどで販売価格は、マグロの中でも最も安く、お刺身用の冊で100g当り200円前後で販売されています。

脂がのったものはトロビンチョウ( ビントロ )と言われ、100g当り250円前後で販売されています。

マグロの『 まとめ 』

以上が5種類のマグロの解説です。

日本で販売されているマグロの大半はこの5種類のマグロです。

マグロはそれぞれ身質や味などが違う為、これを機会に食べ比べてみるのも良いかもしれません。

マグロを購入するときの参考になれば幸いです😊

この記事を読んで頂いきありがとうございました。



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