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Marlene「Summer Nights」(1982)

暑い1日になりそうですね。そんな時はやっぱりフュージョン系音楽。
マリーンといとのコラボの「マジック」が有名ですね〜。私もあの曲がキッカケでフュージョンというジャンルを知り、様々なフュージョンバンドを聴くようになりました。でもマリーン、「マジック」しか知りませんでした。あの曲の印象、強烈ですからね。
本作は彼女のセカンドアルバムで、なんとAOR バンドとして有名なシーウィンドと共演していたんですね〜〜!
シーウィンドといえば、あのキレのあるホーンが何ともオシャレで、個人的にも大好きなバンドなんです。彼らのアルバムSeawindLight The lightは私の愛聴盤でもあります。

まずは一曲目! アルバムタイトルトラックでもある名曲①「Summer Nights」。シーウィンド特有のシンコペーションの効いたホーンがピッタリ。イントロから夏を思わせるような熱を帯びたホーンが素晴らしい。マリーンのヴォーカルもパンチが効いてますね。

アルバム中、一番のお気に入りはミディアムナンバーの②「I Could Dance Tonight」。メロウなメロディに、抑え気味のシックな演奏。サックスが心地よいですね〜。この曲が一番シーウィンドの演奏がはまっていると感じます。それにしてもそれぞれが超有名ミュージシャンであるシーウィンド、デビュー間もないマリーンに対して、よくここまで協力してくれましたね。マリーンのプロデューサーでもあった伊藤氏が、ファーストアルバム制作直後から、このプランを練っていたようで、プロデュースの勝利ですね。

③「Semi-Forgotten Movie」はスティーリー・ダンを思わせる、こちらもミディアムテンポの洒落たAOR。印象的なコーラスはトミー・ファンダーバーグ。てっきり女性かと思いました。

スローナンバーの④「Try」なんかは完全にAORナンバーですね。
このホーンは聴いただけでシーウィンドだって分かります。①のようなナンバーの明るいホーンもいいですが、こっちの方がホーンが胸に染み入るようで大好きです。

⑥「A Love Too Strong」はタイトル通り力強いナンバー。ボブ・ウィルソンのドラムもタイト。そこちらのデュエット相手、トミー・ファンダーバーグです!当時、彼はエアプレイで注目を集めていた筈で、よくオファーをOKしたなと思います。マリーンの能力を評価してのものかと思います。

この当時、マリーンは22歳。スクエアとのコラボ「Magic」で一躍有名になったのは、この翌年、1983年。本作でのマリーンもいいけど、やっぱりマリーンといえば「Magic」かな~。最後に同曲をアップしておきます!アップした映像、ショートカットのマリーン、かっこいいですね。


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