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Earthshaker「Fugitive」(1984)

必死に頭をスッキリさせようとハードロックを聴いてます^^。
日本のハードロックバンド、アースシェイカー、高校生の頃、本当によく聴いてました。初めてのバンド活動でコピーしたのが「Radio Magic」でした。この「Fugitive」と、その後に発表された「Midnight Flight」は懐かしいですね。

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ライナーノーツはレコーディング風景のスナップが数多く掲載されており、なかなか楽しめます。そのスナップのなかに伊藤政則を発見! あれっ、なんで伊藤政則がいるのかなあと不思議に思っていたら、なんとプロデュースのクレジットにMASA ITOHの文字が!!!
単なるメタルマニアの音楽評論家と思ったら、違っていたんですね(笑)。

そんな新鮮な驚きはもちろん中身についても同様です。
本作収録の、アースシェイカー屈指の名曲⑤「More」が代表曲であることは言うまでもありません。当時誰もがこのシャラのギターソロをコピーしたものです。それにしてもこの曲のイントロ、未だに鳥肌モノですね。
あまりにもかっこいいライヴ映像をアップしておきます。工藤氏のドラムはタイトでいいですね。あと前方観客の立てノリの凄まじいこと(笑)。

本作は⑤「More」が注目されがちですが、実は名曲揃いの名盤です。
トップの①「記憶の中」から完全に釘付けですね。
当時邦楽と洋楽のクオリティの隔たりは大きいと個人的に感じていたのですが、ことアースシェイカーに限り、洋楽メタルと差はないと感じていたものです。デビュー2枚目の1曲目からこのクオリティですからね。

当時シブい選曲ですが③「Shiny Day」もコピーしてました。
イントロは静かに始まるのですが、実はヘビーなギターのリフがかっこいい曲。このサビは歌謡曲っぽくて好きです。
あとサビの後の ♪ In the Night ♪ のコーラスのフロアタムのドラミングが好みだったりします。間奏のギターとドラムだけになるところもかっこいい。いやいや、懐かしい^^。

外人好みのシャッフルナンバーの⑦「Drive Me Crazy」。このノリは簡単なようで意外と難しく、絶対に真似はしませんでした(笑)。

そして本作のクロージングナンバー、タイトルトラックの⑧「Fugitive」。
6分強に亘る名曲です。ドラマチックな作風、力強いギターのリフ、ヘビーなドラム、素晴らしいヴォーカル、この曲にアースシェイカーの魅力が詰まっています。
またまたライヴアップしておきます。マーシーの顔、やはり迫力あります・・・。

(実は)伊藤政則が世に出したアースシェイカー。この80年代、間違いなく日本のハードロックファンを虜にした重要なバンドです。「Midnight Flight」も久しぶりに聴いてみたいものです。

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