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Niteflyte「NiteflyteⅡ」(1981)

ボビー・コールドウェルと同じくマイアミ出身、サンディー・トレノ(g)とハワード・ジョンソン(Vo)の白人黒人2人組。2枚のアルバムしか残してませんが、アーバン・ソウル、というよりAORとしてどちらも名盤。
特に本作は①「You Are」がSMAPの「ガンバりましょう」の元ネタとして、人気が高いもの。

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まずはオープニングナンバーでもある、その①「You Are」。サビがビックリするくらい似ている。あの当時のSMAPのサウンドは、結構R&Bからの影響を大きく受けていたということですね。

サンディー・トレノのギターはとにかく乾いて気持ちいい。④「Anyway You Want」のイントロ、ギターカッティングなんて典型的。
山下達郎氏や角松敏生氏に影響を与えたナイトフライト。このギターカッティングは山下達郎氏が好きなフレーズですね。一瞬「SPARKLE」を連想させます。

⑤「Sexy Dancer」はあのシックを思わせるギターカッティング。
ここでもサンディー・トレノの乾いたギターが冴え渡ります。ここまでくると濃厚なファンクって感じですね。気持ちいい!

フュージョンファンには⑦「Alicia's Song」は堪りません。唯一のギターインスト曲。夕暮れのドライブにもってこいの曲。

夕暮れといえば②「You're Breaking My Heart」と⑧「I Knew It Couldn't Happen」のメロウさはとろけそうです。

そういえば夕暮れメロウ度の高いフィニス・ヘンダーソン唯一のソロアルバムにもサンディー・トレノは曲を提供してますね。
ジャケットもかっこいい、ナイトフライト。フリーソウルの名盤です。

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