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音楽の杜がおススメする邦楽

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人生の大半を音楽に注いできた「音楽の杜」がおススメする邦楽アルバム集
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2021年10月の記事一覧

カラオケで熱唱していたニューミュージック3曲を熱く語る!

スキな3曲を熱く語る…、いろいろテーマは思い浮かびますが、時節柄、やっぱりカラオケでしょうか。自分の人生を「NO MUSIC NO LIFE 的に」変えた3曲っていうのもいいなあと思ったのですが、やっぱり鬱憤が溜まった今、熱く語って、こっそり熱唱したい。 ■ ゴダイゴ「銀河鉄道999」(1979) 言わずと知れた映画「銀河鉄道999」のテーマ。アニメの主題歌なのに、ゴダイゴらしいロックチューン。もともとの歌詞は英詞で、タケカワユキヒデさんがそれに載せたメロディはバラードで

細野晴臣 「Hosono House」 (1973)

個人的には日本のロックの原点ははっぴいえんどにある…と思ってます。そのはっぴいえんどの解散が1972年末。そしてはっぴいえんどの中心人物、細野晴臣は、マネージャーに急かされるようにソロアルバムの制作に着手して制作されたのが本作。レコーディングは1973年2月~3月。場所は狭山市…、細野氏の自宅でホームレコーディングのスタイルが取られました。当時、ザ・バンドやジェームス・テイラー(JT)なんかがこうした手法を用いて、素朴で素敵な音楽を発表していたのですが、細野氏はこうしたスタイ

大貫妙子「MIGNONNE」(1978)

台風一過後、気持ちの良い天気が続いてますね。ということで、今回は気持ちの良いアルバム、かつ前の週のピーター・ゴールウェイ繋がりで大貫妙子さんをチョイスしました。 最近海外からの再評価が著しい大貫妙子の初期作品。特に「SUNSHOWER」と共に「MIGNONNE(ミニヨン)」はその代表作品ですね。今回は1978年発表の大貫妙子のサードアルバム「MIGNONNE」のご紹介。 ただし彼女自身はあまり本作にはいい思いはないらしく、本作をあまり聴き返していないとのこと。1,2枚目と自由

オフコース「We Are」(1980)

そろそろ外飲み解禁の方も多いのではないでしょうか? 私も外飲み、スナックカラオケ解禁。先週はスナックで7,8曲熱唱…、やっぱりいいですね~。 今回ご紹介するグループは歌いませんでしたが、「眠れぬ夜」は愛唱歌です。 ということでオフコースは絶対フォーキーな初期だよなあと思ってます。村上ポンタさんがお亡くなりになられた時、実は1974年に発表されたオフコースの「秋ゆく街で ⁄ オフコース・ライヴ・イン・コンサート」をご紹介したかったのですが、音源が少なく、断念した経緯があります

松田聖子「Snow Garden」(1987)

昨日、BSで「松田聖子スペシャル 完全版」が再放送されてましたね。 前回も視聴しましたが、今回もしっかり視聴しました。松本隆さんやユーミンの話から浮き彫りになる松田聖子の素晴らしさ。それはリアルタイムには気付かなかったことでした。なので当時はそれほど熱心に聴いていなかったのに、今では80年代前半の松田聖子のアルバムは愛聴盤になっております。 クリスマスには少し早いですが、少しずつ寒くなってきましたので、今回は松本隆先生がプロデュースした松田聖子の冬の企画アルバムをご紹介し

BOØWY × BEAT CHILD 1987

日本のウッドストックと呼ばれている、半ば伝説と化している野外フェスをご存知でしょうか? 1987年、熊本県阿蘇郡で行われた「BEAT CHILD」。開演が18時、終演が翌朝6時というオールナイトの野外フェスでした。また参加したミュージシャンがスゴイ。ブルーハーツ、レッド・ウォーリアーズ、白井貴子、ハウンド・ドッグ、尾崎豊、BOOWY、渡辺美里、佐野元春・・・。 この野外フェス、もちろんオールナイトというスケジュールもスゴイですが、当時の天気が大雨と最悪。予報では晴れというこ

DREAMS COME TRUE「LOVE GOES ON...」(1989)

70年代ソウルを見事に昇華したJ-POPの名盤!昨日の冷たい雨から一転、綺麗な秋晴れです。こんな時は素敵なAORを聴きたいものですが、こんな1枚も心踊らせます。今更の感もあるし、照れもありますが、でもやっぱり本作はいい。ドリカムのセカンド! 学生時代、レンタルビデオ屋でバイトをしていたのですが、そのバイト先でドリカムを知り、まさに本作はリアルタイムで聴いてました。当時洋楽マニアの自分が、ここまで邦楽アーチストをリアルタイムで好きになることは殆どなかったので、我ながら驚きでした