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目指せ、クアッカワラビー

こんにちは、ゆのまると申します。


「理想の体になるため」、日々あれやこれやと手を出す私ですが、最近新たに始めてみたことがあります。

それは、お顔の体操です。

朝起きて顔を洗ったら、化粧水を伸ばしながら鏡の前で「あー、うー」と顔のストレッチ。眠たい目をカッとこじ開け、顔をぐにぐに動かしまくっています。とても人には見せられない様ですが、私が支度をしている間、夫は夢の中なので無問題です。


顔そして体全体にあらゆるコンプレックスがある私。中でも、「フェイスラインの歪み」は大きな悩みの種です。

人間、左右対称な顔を持つ人の方が少ないといいます。しかし、写真を撮ると突きつけられる現実は私にとってつらく、写真が苦手な理由の一つでもありました。

パーツの配置、そしてフェイスラインの美しさは持って生まれたもの、仕方ないのだと半ば諦めていましたが、最近どうにも見過ごせないことが。それは、特に怒っているわけでも何でもないのに、夫から「むっとしてどうしたの?」と聞かれることが増えたのです。

それは特にゲーム中など、気を抜いている時によく指摘されます。マスク社会はいいこともたくさんありますが、他人に表情を見せる機会が減ったことで、もともと貧弱な表情筋がさらに衰えたのは目にも明らかでした。

これはマズい。垂れ下がる表情筋をなんとかしなければ。

朝の支度の最中に、こうしてぐいぐいと顔を動かし始めたのはそんなことがきっかけです。


最近は目にする機会が減りましたが、接客中でもないのに口角がグイっと上がっている人、たまにいますよね。よく「目が死んでいる」と言われる私にとっては、そんな口元に穏やかな笑みをたたえた人は憧れです。

前の職場にもね、いたんです。常にアルカイックスマイルを浮かべたような人が。

身につけている物も品が良くて、実際に話すととてもユーモアのある女性の上司でした。それなりの立場にあって気苦労も絶えないだろうに、いつ見ても口角が上がってにこっとしていて、つい話しかけたくなってしまうんです。

生まれ持ってのもの、きっと育ちがいいからそうなんだ。そう決めつけて諦めていましたが、よくよく考えたら表情を作るのはその土台となる筋肉。であれば、鍛えればきっとどうにかなるはずですよね!


「小顔体操」なんかで調べると実にいろいろと出てきますが、今は最も簡単そうな、「大胸筋を手で押し下げるようにしながら、全力であいうお」をやっています。エクササイズなんかもそうですが、いちいちスマホを起動してやり方を調べないとわからないような運動は、なかなか続きにくいもの。なんであれ、健康のための習慣は「続けやすい」ことが最大の条件です。

効果のほどはまだわかりませんが、やってみて実感するのは「寝ている間に、体だけじゃなくて顔も凝るんだなぁ」ということ。私が毎朝ラジオ体操をするのは、運動のためというよりも、凝り固まった体をほぐすストレッチの意味合いが強いです。

「あー、いー、うー」と口を大きく開けて顔の筋肉を動かすうちに、だんだんと動きも滑らかになっていく気がします。それに、人に見られると恥ずかしいような表情をしているうちに、なんだか愉快な気分にもなったりして。慣れてきたら、口角をぎゅっと持ち上げる運動も取り入れてみたいなと思っております。


これでも私、昔はバリバリの文化系で運動部の暑苦しいノリなんて大嫌いだったんです。いやそれは今もあまり変わらないか……。

でも、リングフィットアドベンチャーを経て「筋肉は全てを解決する」と実感したことで、私も立派な筋肉信者に。別にマッチョになる気はありませんが、以前より体を動かすようになったおかげで冷え性も低体温も腰痛も治ったのは事実なのです。

コツコツと努力すれば体は応えてくれますし、そうして自分自身が変われたことは自信につながり、もっと高みへと手を伸ばしたくなります。

自然と口角がきゅっと上がった人へ。ほんの小さな一歩かもしれないけれど、少しずつ少しずつ、近付いていけたらいいなぁ。


タイトルにもある、クアッカワラビーについて詳しくはこちらです。

ちなみにサムネイル画像は私のお気に入りのTシャツ。「HAHA」と笑ってます。かわいい。

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