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ノートを新調しました

こんにちは、ゆのまると申します。

午前中は、いつもの婦人科へ行ってきました。

同じお薬をもらうだけなので30分程度で終わります。それでも、通院というのはいつまで経っても慣れませんね……。リフレッシュがてら、同じビルに入っているロフトや洋服屋さんをぶらぶら覗いてきました。


ところで、今日のショッピングでは探し物がありました。日記に使う新しいノートです。

以前購入したノートがあったものの、いざ物入れから出してみるとリングが固くていまいち(買う時と使う時とで気分が変わっていること、私あるあるです)。

今まで使っていたコクヨのソフトリングノートでもよかったのですが、これはB罫なんですよね。お店で見てみたからか、今の私には線が細く見えてしまってピンと来ず。結局、A罫でリングが柔らかめなものを選びました。


日記帳として使っているA5ノートについては、以前もお話しました。この時も登場したソフトリングのオレンジ色の表紙のノートは、使い始めたのが2018年の10月。なんと、使い終わるのに4年半もかかってしまいました。

というのも、26歳から30歳までの4年間は私にとって激動の時代。父・祖父母の死去に夫との再会、交際中のあれやこれや、入籍、二人だけの結婚式、その直後に心を病んで休職、退職、ニートを経ての再就職、母との確執のようなもの……と、本当にいろいろありすぎてしんどい時期だったのです。夫の家に入り浸ることが多くなり、二十歳の頃から続けてきた「ノートを書く」という習慣もなかなか手につかないことが増えました。

noteを始めたことでその機会はいっそう減ったものの、逆に、だからこそ人に言えないようなことを吐き出したくなって、このところはペンを手にすることもちょくちょく増えてきました。

件のオレンジのノートも、厳密にはあと2ページほど残っているものの、いい加減この特級呪物を封印して新しい一歩を踏み出したい、と踏ん切りがつき、新しいノートを探してきた次第です。


今回そういえばと思い立って、これまでのノートに書き記した時期と年齢のふせんを貼ってみました。こんな感じです。

ここに、私の嵐のような二十代が詰まっています
ライブや映画の半券も挟んであったり
中身は結構びっちり

私にとってのノートは、”誰にも打ち明けられない思いを吐き出す場”です。

もちろん、ライブに行って楽しかったことや、当時好きだった人への甘酸っぱいポエムも綴られていたりしますが、圧倒的に多いのは自分へのふがいなさ、寂しさ、もう消えてしまいたい、といったネガティブな感情です。ですので、しみじみ読み返すことはほとんどありませんし、普段は引き出しの奥底に眠らせています。

しかし、これまで経験してきたのは、二度と繰り返したくはないけれど”今の私”が作られるうえで、なくてはならないことばかり。読んで「成長したなぁ」と思うことはあれど、「昔の私の方がよかった」と感じることはほぼありません。

どんなに取り繕っても、生きづらさを隠すことができない私です。それでも、自分の中で生じた違和感を言語化し自分なりの結論を出すことで、どうにかこうにか、より良い方向へ進もうともがいてきました。


新調したノート。つらいことよりも楽しいことを……と言いたいところですが、このノートの役割はそうではありません。

あくまで、不器用な私がどったんばったんする記録であり、「王様の耳はロバの耳!」と叫ぶための場です。今日から綴られていくのも、ぐるぐると出口の見えない思考の塊だと思います。

夫は、私がたまにノートを開いて何事かを書きつけているのを知っています。知られたうえで私は、「もし私に何かあったら、決して中を見ずに棺に入れてね」とお願いしています(まぁちょっとだけなら、読んでもいいけど)。

十年書いても尽きることのない、こじれた思いがある私です。この面倒な性分とは一生付き合っていくことになりそうですが、なんというかもう少し……肩の力を抜いた方がいいんじゃないかしらね。笑

私の新しい相棒。願わくば今度はもう少し早いペースで書き終えたいし、そしてなるべく大変なことが起きないといいなぁ、と今日はノートにそんなことを書こうと思います。おしまい。

君も呪物にはなりたくないだろう

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