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あの日から続く、節電

こんばんは、ゆのまると申します。


すっかり春らしい気候になった今日この頃。時期外れの暑さが落ち着き、朝晩は少しひんやりすると、やっと本来の季節になったようでほっとします。

今となってははるか以前のように感じますが、ほんの一か月前。3月22日は真冬並みの寒さとなり、首都圏を中心に節電が呼びかけられました。結果的に我が家一帯は停電することがなかったものの、あの時から今も続いている習慣があります。

それは、誰もいない部屋の電気を消すことと、便座のふたを閉める、この2つです。


基本的に私も夫も、あまり環境に優しい生活はしていません。

寒ければ(暑ければ)すぐエアコンを入れるし、それぞれ別の部屋で過ごすこともしばしば。キンキンに部屋を冷やしすぎたりすることはありませんが、「節電」を意識したのは先日の停電騒ぎがほとんど初めてでした。

電力削減に、どれくらい効果があるかはわかりません。それでもあの日以来、例えばシャワーを浴びる時や脱衣所で洗濯物を干す時など、リビングに誰もいなくなる時には照明を消したり、トイレの後には便座のふたを閉めたり、といったことを意識して行うようになりました。

特に便座のふたに関してはつい忘れてしまうことも多かったのですが、最近はやっと習慣づいてきたように感じます。思えば、就寝時や外出時など、長時間トイレを使わないような際に開けっ放しなのは、あまり経済的ではありませんよね。


これらが習慣付く後押しとなったのは言うまでもなく、この春からの値上げラッシュです。

よく使うスーパーも軒並み20~30円ほど値上げしており、お会計の際に想定より数百円高いのがしばしば。時には1000円近く高く、思わず値段を二度見したことも幾度か……。

特に電気・ガス代については世界的な影響もあり、この数か月、利用明細が届くのが本当に恐ろしいです。冬が終わり落ち着くかと思いきやそうでもなく、昨年の今頃の明細と比べてはその値上がりっぷりに慄く日々。景気が後退する中でインフレが同時進行する、スタグフレーションは実際には起こりませんと授業で習ったのも今は昔の話です。

ありがたいことに、今のところは夫婦2人で路頭に迷うこともなく暮らせていますが、いつ何がどうなるかわからないこの世の中。できることから、始めていかねばりません。


しかし――、家計簿をつけつつ思うのです。そろそろテレワーク手当、出ないのかしら、と。

都内の電車はすっかり満員に戻り、従来通り出社することが増えた方も多いかと思います。

我が家の大黒柱である夫はというと、引き続きテレワーク続行。出勤するのは週に1日程度です。すると、当然ですがパソコンも使うしトイレにも行く。となれば、その分電気代や水道代もかかるわけです。

通勤が減ってその分の手当が不要になった代わりに、ここは何卒テレワーク手当を。いかがでしょうか、大臣!


そんな願いも虚しく、お賃金が上がらないのであれば、まずは切り詰められるところから切り詰めないと。

カービィさんのグッズには惜しまずお布施を投げておきながら、せっせと使わない部屋の電気を消し、夫と身を寄せ合って同じ部屋で過ごす日々が、しばらくは続きそうです。

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