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出不精な妻でごめんね

こんにちは、ゆのまると申します。

パート先は暦通りなので、今日から3連休です。夫にいたっては、去年取りそこねた夏休みをつなげて、驚異の9連休。

普段の睡眠負債を返済すべく、お昼過ぎに起き出しての連休スタートでした。台風の進路を睨みつつ、特に予定のないお休みを、どんなふうに過ごそうかとぽやぽや考えています。

夫は友人と遊ぶなどそれなりに予定があるものの、「妻殿ともどこか行きたいな〜(チラッチラッ」という視線をびしばし感じ、少しだけ申し訳ない気がしています……。


夫婦でのお出かけ、ってどのくらいの頻度でするものなのでしょうか。

私達はというと、ごはんや買い出しはしょっちゅう一緒に行きますが、旅行やテーマパークといったレジャーとなるとぐっと頻度が下がります。一緒に暮らし始めて3年、泊まりがけの旅行をしたのはお互いの実家への帰省を除いて2回のみ。ついでに新婚旅行も行っていません。時勢柄出かけにくいというのもありましたが、そうでなくてもあまり変わらなかった気がします。

出かけない理由はいろいろありますが、最大のネックはこの私。究極の出不精なんです。

カービィさんのポップアップストアや好きな配信者のサイン会など、いわゆるオタク系イベントにはひょいひょい出かけるくせに、観光地にはとんと興味がない。自分でも呆れるほど、腰が重くなってしまうんです。

「なるべくお金を使いたくない」「結局家が一番」など、それらしい言い訳はあるのですが、最大の理由は「身に余る幸福を味わいたくない」なんて身もふたもないことだったりします。


私がいま送っている生活は、紛れもなく幸せです。

ただその幸福度を数字にすれば、おそらく70くらいになるでしょう。大きく崩れることもないかわりに、大きな喜びもあまり生じない(この間のニンダイは別です)。

これがたとえば、温泉旅行に行ったとします。

都会の喧騒を離れ、静かな温泉宿で上げ膳据え膳、気が向いたら温泉に浸かる。これは言いようもなく大きな幸せで、帰路につく頃は盛大に後ろ髪を引かれることになります。そして日常生活に戻って旅館でのことを思い出しては、ほうとため息をついてしまう。

大きな幸せは瞬間的なもので、決して長続きはしません。ジェットコースターのように、上ったら必ず下がっていくものです。維持することができるのは70くらいの幸福度で、そしてそこそこの幸せですら、保つのは容易ではありません。

そんなどうしようもない後ろ向きさが、私に電車に乗って遠くに行くことを難しくさせるのです。


……しかし。

いつまでもそんなことを言っていても仕方ないことはわかっているし、ゲームのスクショしかないカメラロールにも飽きてきました。誘いを断り続けていてはいつか誘われなくなるし、いつも頑張ってくれている夫のささやかな望みに応えたい気もします。

ということで明日は、えいやっと出かけてみようと思います。

今のところの行き先は、埼玉県川越市。かつて江戸の城下町であった川越は、古い町並みの探索が楽しめて、人混みが苦手な私でもゆったり過ごせそうです。

台風の影響で大荒れとかでなければ、話題の氷川神社や菓子屋横丁なるスポットを訪れてきたいと思います。

泊まりのお出かけはまだ難しくても、日帰りくらいなら。大好きなパートナーといい思い出を作りたい気持ちは、私にもありますからね。

ではでは、次は旅記録をお届けできますように。……皆さまに宣言したんだから、面倒くさがるんじゃないぞ、私!

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