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やっぱり愛情は最高の調味料だ

「これすごく美味しい‼︎」
「そりゃたっぷり愛情が入ってるからね♡」

というやりとりを聞くけれど
なんとなく雰囲気でそうなんだろうと思っても
実際は別に愛情が入ってなくても同じ味だろうと
わたしは冷めた考えをしていた頃がある

愛情ってなに味よ?
何が入ったらそんなにおいしくなるの?

ほんと可愛げがない...

しかし、数年後
わたしはその答えを実感することになる

...

一人暮らしをしていた頃
平日は忙しくコンビニで買うか先輩と居酒屋
休日は基本的に自炊をするようにしていた

ご飯を作ること自体は好きで
小さい頃から母の手伝いをしていたから
それなりにできる方だとは思う

でもある日突然
自分でつくったご飯が美味しいと感じなくなったのだ

当時は理由が分からなかった
何度つくっても何をつくっても美味しくない

みかねた母が実家の味をレシピにしてくれて
それをみてつくっていたけど何かが違う
美味しかった母の味にならない
ちょっと引っ掛かるともうダメな性格で
だんだん料理をしなくなってしまった

それから結婚して
当たり前のようにわたしがご飯を作るようになった
でも、一度も美味しくないと思ったことがない
(まぁ、たまに失敗するけどそれはノーカンで^^)
正直美味しくないご飯をつくっていたことを忘れるくらい
普通に美味しいご飯をつくれるようになっていた

ありがたいことに旦那もベタ褒めの出来らしい
ちょっとしたものをつくっても驚いた顔して
あれがいいこれがいいと食レポをしてくれる

そんな日が続いて気がついた

誰かのために料理をする
それは美味しいものを食べてもらいたいという思い
そして美味しいものをつくるための努力
それが、「愛情」ということなのかと

一人暮らしだった頃のわたしは
最初こそ頑張って美味しいものをとつくっていたけど
忙しさも相まってか自分が食べるだけならと
いつのまにか無意識に手を抜いたりしていたのだろう

料理の基礎を教えてくれて
レシピまで書いてくれた母に支えられ
実は料理がうまい父の能力を受け継いでいて良かった
そしてやっぱり料理が好きだと思い出させてくれた
旦那にも感謝している、ありがとう

これからもたくさん美味しいものつくるぞ!

では、また〜👋

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