【散歩写真】3月最後の日は映画を観に行った
朝、春の空気を感じ目が覚めた。今日は天気がいいと思った。この前古着屋で買った憧れのネクタイコーデをしてみた。似合うかどうかは別としてずっと着たかったからとても満足だ。今日は暖かいのでシャツ一枚で問題ない。つい最近『四月になれば彼女は』の予告を観て、あぁ、これは観なければと思い早速映画館へ向かった。ずっと前から気になっていた小説でもありまだ未読で映画化したとのことでまずは映画から観てみようと思った。映画予告から風景描写やストーリー含め自分が好きな映画ではないかと予感したのだ。
空いている電車に乗り、まるで夢の中にいるような心持のまま窓の外を眺めた。電車の窓から例年なら桜が咲きほこる満開の桜並木を見ることができるはずだが、今年は、まだ蕾のままだった。ただ、キラキラと光る河川敷がとても綺麗だった。電車から降り、真っ直ぐに目的の映画館へ向かう。朝の映画館はとても静かで人が少ない。早速チケットを購入し真ん中の座席を取る。入場前に公開予定の映画のチラシを眺めた。ゴジラとコングの映画が少し気になったため今度観に行こうかと思った。
映画がはじまり、美しい景色と日常の中に潜む瞬間や繊細な心理描写に圧倒される。私の知っているような感情と知らないような感情がこの映画にはある。言語化は難しい。愛について語られている映画だと思う。愛の中の特に恋愛について。ここからは、ネタバレというほどではなく、今回自分が勝手に感じとった共感する恋愛についての感覚の話しで、初恋や幼い頃は情熱的に人を愛せていたのにいなくなるのが怖いから心の底から愛せなくなったとか、そもそも本当に愛しているのかわからないとか、愛を継続できず愛はいつか終わってしまうとか、逃げるのではなく素直に愛を受け入れたり伝えれば良かったとか、非常に繊細な愛の問題というか、何か分かるかもしれないけれど言葉にはできないような感覚が表現されている映画だったと思う。
私は好きな映画だった。
その後、電車に乗り、また街歩きをした。今回は中野と高円寺を歩いた。すぐに帰ろうかと思ったけれど、何だか帰りたくなかった。こんなに晴れてるのだから歩かなければという思考になった。街を歩けば何か新しい世界に出会えるのではないかと。ただひたすらに夢中に街を歩いて撮ってみた。今回は、何だか虚しい思いというかなぜこんなに歩いても楽しいと思えないのかよくわからないけど、でもそれでもやはり街の人々やお店を見るのは楽しいし天気がいいのは何より私に元気をくれると思った。きっと家に引きこもっていたらもっと病んでたかもしれない。お願い、元気を出して。自分。今、なぜ、こんなに心が不安定なのか自分でもよくわからない。恐らく、最近一人で過ごすことが多いから。内省する時間は好きだし一人の時間は絶対に必用な私だが人と話さないとどうやら私は寂しくなってしまうらしい。さらにいうと本当に心の底の話しをしたい気分なのである。語りたいことがある。なのに言葉にできない。文章に起こすことも難しい。ただこの漠然とした心の底を打ちあけたい。親しい人に。何か、嫌なことがあったわけでもなく、むしろ幸せだと思う毎日だ。そんな中で、ふとした瞬間に感じるこのなんとも言えない不安なような寂しいような気持ちが最近少しだけ強いのだ。ただ、それだけ。きっと3月だからだ。
明日から新年度で
春だからってのもあり
めちゃメンタル不安定だけど
朝起きようね。
きっと大丈夫だよ。
いつも頑張ってて偉い!
ありがとう!
2024.3.31
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