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№188 著名人の雇用契約問題から感じる違和感

こんばんわ。白石です。note連続投稿*days188

某局の朝の情報番組司会者の所属企業との契約問題がニュースになっていますね。昨年、専属契約からエージェント契約になったことでも有名な方です。

その方が契約更新はせずに長年お世話になった企業から離れるとのこと。

ここまでは一般社会であれば普通のことです。

ところが先日、ご自身がパーソナリティを務めるラジオメディアで本人がそのことについて語っていることに違和感を感じました。リスナーのことを考えると報告ぐらいまでならよいと思いますが、そのことについてペラペラとしゃべっているのです。

「契約を延長しないんでー」とむこうから言うわれた。

「お世話になった人もたくさんいるんでねー」

などなどです。

身内や親近者に対してクローズドな場所で語るのは自由ですが、主流メディアで発信することに対して強烈な違和感を感じます。

どこまで経っても育ててもらい、今があるのは所属企業あってのことですし、今も所属している仲間や先輩もたくさんいるはずです。

ラジオでそんな発言をすれば、切ったのは企業の方なのか!という認識が広がるのは誰が見ても分かります。これまでの経緯を含めると・・・良い方向にいかないことは明白です。

企業にとってはプラスの要素はないような気がします。案の定、その仲間達があーでもない、こーでもないと情報番組でコメントしており、企業イメージは悪い方にいっているような気がします。

契約ごとなのですから・・・お互い合意の上で終わらすのがお世話になった企業へのせめてもの恩返しではないか?と思うのは私だけでしょうか?

それをむこうから言うわれた!という必要があるのかな?

お世話になった人がたくさんいる!と情深く言うってるけど、こういう発言をすることでお世話になった人達にとってもマイナスだと思うのですが。

その人達はこれからもその企業に属すのですから。

こういったことを思うのは、フィットネスクラブでも似たようなことが日常茶飯事で起こるからです。

例えば、スタジオプログラムの改編で、あるインストラクターのレッスンがなくなった時にインストラクターは会員様に・・・

クラブから外れてほしい!と言うわれた。自分はしたいのですが・・・

と答える人が多いです。

そう言いたい気持ちも理解できますし、実際にクラブ側から申入れする場合も多くありますが、契約時に説明していますからね。改編の時期、廃止のケース説明、契約期間等を。

プロフェッショナルであれば、そこはどんな理由であれ、お互い合意の上でのお知らせ。ということ以外は話す必要はないと思います。

企業側が契約違反やモラルに反することをしているのであれば別問題ですが。

私が企業側目線なので、こんな見解を持っていますが皆さんはどうでしょうか?


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