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医療費と今後の考察

こんにちは。白石です。*days97

今日は朝から医療費対策についての半歩前進ニュースです。

自民党と公明党のトップ会談で方針が決まったようです。中途半端という声もありますが、迅速に決定するためトップ同士が折衷案で落としたみたな感じでしょうか?

75歳以上の後期高齢者が窓口で負担する医療費を現状の1割から2割負担に引き上げるとのことです。年収200万円以上の方が対象。これは全体の2割程度が対象になる見込みのようです。

個人的には制度設計やシステム投資などを考えると全国民一律3割負担で、イレギュラーは申請控除する形が一番でシンプルで良いと思うのですが・・・選挙対策もあるので一筋縄ではいかないところでしょう。これが高齢者(老人)大国の日本の姿です。ネット選挙などが普及したらまた違うのでしょうけど。

属している業界上、ポジショントークと思われても仕方がありませんが、自分の健康は自分で守る!が基本です。根本的解決にならないのに薬や湿布を処方するぐらいなら、身体を動かしメンテナンスする方が精神的にも良いのは誰もが理解できることではないでしょうか?

我々にできることは一次予防要素で、健康で豊かな生活が送れる健康寿命の延命です。内科的疾患から外科的疾患をフィットネスの観点から解消していく、それでも難しいようなら医療機関に行く流れが今の健康保険制度には必要です。

今後はますます医療費負担は増加していくでしょう。海外の先進国はそうなっています。その時に我々の業界がこのままで良いのか?は考えるべきです。これからは多くの国民が一次予防に投資していく流れになります。人口ピラミッドを見れば一目瞭然です。今の制度では持たないのです。そうなると必然的に高齢者以外も3割負担が4・5・6と増えていくのは流れで当然です。

その時に何ができるのか?もっと深堀しておかないと生き残れない。

私は今後の流れについていくつか?考察を持っていますが、その1つがメディカルフィットネスです。一般組織で日本最大の権力を持っていると言うわれている「日本医師会」は今後の未来に何を考えているでしょうか?医療は暮らしていく上で最も重要な基盤です。今、それが揺らいでいるのです。

病院がなければ私達も安心して暮らしていけませんよね?よって、優先されるのは当たり前です。

新型コロナウイルス感染症の影響で病院経営もかなり悪化しており、病院にも経営という課題が浮き彫りになってきました。そこに医療費対策です。

病院にもこれまで以上に経営やマネジメントの感覚が必要になってくるでしょうし、医療法の改正などもう少し制限を緩和することも予測されます。

なので、注目しています。皆様はどうでしょうか?




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