№226 大きい組織の病
こんばんわ。白石です。note連続投稿*days226
今日は大企業病について
大企業病とは
大企業病とは、風通しが悪いことや意思決定が行われるまでに多くの時間や工程を要する状態を指し、大企業のように従業員の人数が多い企業に見られますが、中小企業・ベンチャー企業・個人単位でも発生する可能性のあるものです。組織が大きくなることで、縦割りの組織形態になり、何かの意思決定を行うにしても関係者が多くて判断が先送りにされてしまう、また組織の内部に官僚主義などが蔓延しているために社内政治が行われるようになるなどのことが散見されます。会社が大きくなるにつれて、慎重に安全に物事を進めるようになるため、なかなかスピード感を持って進めることが難しくなってしまうのが大企業病の特徴です。
とのこと。分かりやすいですね。意味のない会議、意味のない責任のなすりつけ合い、意味のない同調、意味のない忖度と色々とあります。
大企業病にみられる現象とは?
・何かを決める際の意思決定者が多く、スピード感がない
・責任の所在が曖昧になる
・社内での稟議や判断を下してもらうのに必要な判子の数が多い
・根回しや社内政治が増える
・報告を行うだけの定例会は開催されるなど形式的な業務が多い
・全体最適ではなく部門やチーム最適の思考になってしまう
・従業員個人も会社全体まで視座を上げることは少なく、自分の周辺の仕事しか目を向けない
・会社やチーム単位でもなかなか新しいチャレンジをしなくなる
・従来のやり方に固執し、改革が生まれにくくなる
・顧客ではなく上司や会社に目を向けてしまう
3つ以上あてはまればヤバいでしょう。
説明にもある通り、大企業だけではなく、どの企業でも発症する病です。
この病はスタッフのやる気を一瞬にして削ぎますので厄介な病です。
そうならないように頑張りたいと思う今日この頃ですが、思うようにはいきませんね。難しいです。
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