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遠距離恋愛を考えてみた話

こんにちは。夕霧です。

突然ですが、私は今、遠距離恋愛の真っ最中です。彼に会いに行くには、電車を乗り継ぎ乗り継ぎして、半日かけて行かなければなりません。

とは言っても、遠距離になったのは今年の4月からで、まだ3ヶ月くらいです。それでも、3月まではずっと一緒に過ごしていたため、急に離れ離れになると、それはそれは寂しいものでした。

というわけで、この3ヶ月間で「遠距離恋愛」について私が体験したこと、思ったことを、取り留めもなく書いてみようと思います。
※私の個人的意見ですので悪しからず!


私は以前まで、遠距離恋愛を、とても難しいもののように考えていました。それは何故かと言えば、私の高校時代の友人たちが、ことごとく遠距離恋愛で1年以内に破局に至っていたからです。元々同じ高校に通っていた人と付き合っていて、各々が別の大学、それもかなり地理的に離れた場所に行ってしまっていたからでした。

一人の友人は、大学入学後のGWに彼氏と会う約束をしていたものの、突然会えなくなったとドタキャンされ、終いには、別の人を好きになった、と彼に告げられ、関係は終わりを迎えてしまいました。

また別の友人も、しばらくは会いに行ったりしていたものの、ある日連絡が取れなくなり、思い立って彼の元に行くと、後輩の女子と浮気していて修羅場になった、なんてことがあり、別れてしまったそうです。

この話を聞いた私は、「遠距離恋愛って本当に大変なんだな……」と思いました。どんなに好きでも、彼の気持ちが離れていっては、どうしようもないのです。かと言って、すぐ会える距離にいる訳でもないから、「あ、これマズイかも」と思った時には、時すでに遅し……なんてこともあるわけで。

だから、私も最初は、ものすごく不安でした。彼の気持ちが、自分から離れていくことはないとわかっていても。


私は、彼と付き合う時には「遠距離になる」ということがわかっていました。わかった上で、お付き合いを始めました。(彼は実家で暮らしているので、私からしたらその点はめちゃくちゃ安心です……)

そして、遠距離になって、電話やビデオ通話をよくするようになりました。お互いがあまり忙しくないときで週3〜4回、忙しくても週1回は、電話で話しています。LINEなどでのやりとりも大事だとは思うのですが、やっぱり直接声を聞いたり、顔を見て話したり、ということもすごく大事で。特に文面だけでのコミュニケーションが苦手な私にとっては、より重要なんです。

さらに、彼も「会いたい」と言ってくれるだけではなく、具体的な日程を決めて、そこできちんと会えるように調整をしてくれます。言わば有言実行です。「ここで会おう」と決めたら、絶対に会えるように工夫をしてくれるのです。

私たちは、1ヶ月に1回は会えるような予定を組むようにしています。まだお互いに学生なので、そのあたりは割と柔軟にできます。どちらかが社会人になったら、おそらく今ほどフッ軽にはなれません。だから、会える時に会っておきたいんです。

ですが、どうしても会えない時も勿論あるわけで。5月のGW明け頃に会おうと思って計画立てていたのですが、彼の方で変更不可な予定が入ってしまい、1週間先延ばしにしました。まあ、1週間くらいなら全然問題ないじゃないですか。その1週間をさらにワクワクして過ごせるから。でも、これがねえ……今の御時世、もっと延ばさざるを得なくって……

……ハイ、お察しの通り、緊急事態宣言ですね。

彼に会いに行くということは、自分の住んでいる地域を出て、別の地域に行く、ということです。せめて宣言の出ている間は、外出は控えた方が良い。そう2人で決めて、会う日をまた1ヶ月先送りにしました。

正直、つらかったです。電話で、先送りにすることを決めた時、「大丈夫、1ヶ月後まで楽しみにして生きられるわ〜!」なんて強がってみたものの、両目からはボロボロと涙が零れていました。前に会った時からの1ヶ月間、彼に会うことを大きな生き甲斐として生きてきたのに。仕方がないことだけれど、彼に会えるのは更に1ヶ月後。そこまでまた、頑張れるだろうか?

……そんな私に追い討ちをかけてきたのは、大学のクラスメイト達でした。

緊急事態宣言の最中、GWの到来。私はと言うと、昨年同様特に予定もなく、1日バイトに入っただけで、後は基本的に家で一人で過ごしていました。大好きな彼にも会えない。かと言って一緒に遊ぶ友人もいないし、どこかで遊ぶ訳にもいかない。虚無感に浸りながら、ダラダラと貴重な休みを食い潰していました。

一人で家に居たって、暇なだけです。そこで、私は開いてしまったんです。……あの、Instagramを。

連休後半。何も考えずにInstagramを開き、上がっていたストーリーズを見てみると……なんということでしょう。クラスメイトの女子が、彼氏と楽しそうにデートしているではありませんか。オサレなカフェ、水族館、 いちご狩り、お花畑、美味しそうなお酒とディナー……

彼女たちも遠距離恋愛をしているようで、GWに会う約束をしていたのでしょう。でも、彼と会うのを先送りにしたばかりで、寂しさの真っ只中にいた私にとっては、これらの投稿は更に寂しく、つらくなるものでした。

ハーンなるほどな……この子達は彼氏に会いに行ってるんだなそうかそうかフーン……

そう思いつつ、私はInstagramをホーム画面から抹消しました。もう無理だァァァ!!!!こんなの見せられちゃ耐えられねぇよォォォォォ!!!!!!

他人の幸せ♡な投稿を見ているだけで、どんどん寂しくなる。ああ、ダメだもう……見るのやめよう……

というわけで虚無GWを虚無のまま何とか乗り切り、その後の中間試験やらレポートやらも何とか無事に終わりました。そして、漸く1ヶ月が過ぎ、先日、やっと彼に会いに行くことができました……!!

その間も電話やLINEで連絡をとっていたのですが、やっぱり直接会うのが一番でした……。3日ほどでしたが、ずっと彼と一緒にいられただけで、もう幸せです。十分です。触れられることが奇跡みたいなもんですから。

その時に彼が、「『1ヶ月延ばそう』って決めた時、めちゃくちゃ平気なフリしてたけど、実はすっごく強がってたんだよね……」と言っていました。それを聞いた時、「私だけじゃなくて、彼もそう思ってくれていたんだ」と、少し嬉しくなりました。そら会えるのが突然会えませんとなったら、寂しいもんな……わかる……

会って、顔を見て、直接触れて、一緒に過ごして。遠距離にいると、それがなかなかできなくて、つらい思いとか寂しい思いをすることが多いと思います。でも、遠距離だからこそ、会えた時の喜びが、ものすごく大きいです。

次に会う約束を決めておくのは、個人的にはすごく良いです。もし決めていなかったら、「次はいつ会えるんだろう?」「自分は会いたいけど、向こうは本当に会いたいと思ってるのかな?」なんて、余計な心配をして、不安になってしまいそうだから。それは、出来ればしたくないです。

離れているからこそ、相手に不安な思いをさせたくないし、自分もしたくない。だから、ちゃんと思ったことは言うし、「会いたい」と思ったら会いに行けるように努力する。そして何より、それをこれからも続けていくことが大事だと思います。

遠距離でつらい時もあります。でもやっぱり、先を見据えれば今は耐えるべき時。大好きな人の存在があるだけで今日も生きられるし、頑張ろうと思えるのです。遠距離恋愛をしているみなさん、一緒に頑張りましょうね……!

本当に取り留めもなくなってしまいましたが、ここらで1回やめときます。また書きに来ます。それでは。

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