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大学を去る春

こんにちは。夕霧です。

私夕霧、4年間通った大学を卒業いたしました〜!!
なんだか長いようで短い4年間でしたね。

2月下旬にあった卒研発表会後の1ヶ月も、卒業論文執筆のために実験したり、後輩にテーマを引き継ぐための実験を教えたりと、なんだかんだ忙しくしていました。
卒研発表後から卒論を書き始めたので、他の研究室のみんなが遊びまわっている最中も、私は卒業ギリまで研究室に入り浸ることに。

卒業式の1週間前に卒論を提出し、引継ぎまで済ませると、その後は引っ越しに向けてひたすら準備と掃除と断捨離をしていました。卒業式の前には引っ越し荷物の搬出だったので、実は結構ギリギリで。

頑張って荷物を減らして、段ボールにひたすら荷物を詰めて、家の掃除もしました。引っ越し前日には母が手伝いに来てくれて、ラストスパート。
なんとか無事に間に合って、引っ越し業者に荷物の引き渡しができました。その後は不動産会社の立ち会いのもと退去手続きを済ませ、3年間過ごした一人暮らしの家を後にしました。

そして、息つく間もなく卒業式。高校の卒業式振りに袴を着て、卒業式に参加しました。
研究室生活が始まってからは、研究棟の異なる同期達とはほとんど顔を合わせていなかったのと、みんなスーツや袴で見慣れない格好をしていたので、一瞬誰が誰だかわかりませんでした。笑

マジで卒業式までぼっちムーブをかましてしまったのだけは大反省ですが、なんとか同期達と写真を撮ってもらいました。
この日がみんなと会える最後の日だったのですが、その後の予定が詰まっていたこともあり、挨拶もそこそこに大学を後にしました。

ほとんどの人が大学院進学なので、みんなは一区切り、くらいにしか思ってないのかもな。でも、県外に就職する私からしたら、もう大学のある街には殆ど行く機会がないし、一生会わない人もたくさんいるわけで。
だから、この卒業式の日に、会話を交わせたのが良かったなあ、と今となっては思うわけですね。

卒業式が終わった後、着付けとヘアセットをしてもらった美容室で髪を切ってもらいました。
特に「卒業式のため~」とかではなく、なんとなくロングにしたくて2年半ほど伸ばして胸下くらいになっていた髪の毛を、鎖骨辺りまでバッサリと。

卒業式では長い髪を編み降ろしにしてもらって、会う人会う人に「髪長いね~!」「ヘアセットめっちゃ可愛い!」と言ってもらえました。その点は普通に嬉しかった。笑
ただ、髪先が死ぬほど傷んでいたのと、長くなりすぎてケアが大変だったので、この機に切っちまおう!とバッサリいきました。

短くなって頭も軽くなったし、ちょっと幼さが戻って可愛らしい雰囲気が出たのが良かったな~。また伸ばすことになると思いますが、しばらくはこのセミロングを楽しもうと思います。

そして、美容室を出たその足で実家へと帰り、翌日の早朝に就職先の県に向かいました。怒涛のスケジュールすぎる。

両親に車で5時間半かけて送ってもらい、その翌日の引っ越し荷物の荷ほどきまで手伝ってもらいました。
荷物があまりにも多くて、とりあえず箱から出すだけでも一苦労。ゴミや不用品は両親に持ち帰ってもらい、私はとりあえず新居の片付けをすることに。

両親が帰る時、「頑張れよ」「無理せずね」と言って、母は私を抱きしめてくれました。玄関の扉が閉まるまでは頑張りましたが、二人の姿が見えなくなった瞬間に、やっぱり涙が溢れてしまいました。

知らない土地で、一人で生活していかなくてはならない。何かあっても、今までのように、両親や妹や祖父母や友人がすぐに助けに来てくれるわけではない。
きっと、夏までは家族に会えません。でも、これは私が選んだ道なのだから、どれだけ大変でもつらくても、私がやる他ないのです。

引っ越してきて数日経ちましたが、街や人の雰囲気には少しずつ慣れてきたかと思います。住所変更などの諸手続きもあらかた終わったし、あとは荒れた部屋を綺麗にするのと、入社に向けて準備をするだけ。
まだ社会人になるという実感は湧いていないけど、とりあえず明日、通勤ルートの下見に行こうと思います。そして、そのまま恋人の元に行き、お花見でもしてこようかなと。

私がこの地に来たのは、恋人の近くに行きたいと思ったからです。全く知らない土地に来ることになるけど、彼と別れないなんて保証はないけど、それでもそうしたいと思ったから。

後5年、遠距離恋愛を続ける不安の方が大きかった。なら、私が彼の近くに来た方がいいと思ったんです。実際に都会に来てみて、やっぱり慣れるか不安だし本当にこの選択が正しかったのかも不安だけど、それでも、やるしかない……!

彼とより気軽に会えるようになったということをモチベに、仕事を頑張るしかないですね。
大学時代で培った力を総動員して、早く一人前の社会人になれるように精進しなければ。

なんだかんだ大学生活は楽しかったなあ、と今になっては思います。高校まででは味わえなかった自由さ、大学生らしい人間関係、研究に打ち込む面白さ。専攻のことだけではなく、もっといろんなことを学べたと思います。

冒頭にも書きましたが、長いようで短い、という言葉がぴったりなように感じます。
22年の人生の中で、一番短い4年間だった。でも、一番濃密で、楽しくて、充実していた。

大学を卒業した今、そう思えるのなら私の大学生活は良いものだったんだと思います。後悔が無いとは言い切れないけど、未練はないです。
これからは、社会人として自分自身の力で生きていくことに全力を注ぎたいと思います。

さよなら、学生生活。立派な社会人になれるように頑張ろう。
今はちょっとだけエモーショナルに浸るけど、そんな暇もないくらい充実した日々になるといいな。

これから起こるであろうたくさんの出来事を、その度にnoteに書き残していけたらと思います。社会人になった夕霧も、どうぞよろしくお願いします。
というわけで、今回はこの辺で。

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