期待、やめようか

こんにちは。夕霧です。

関西に引っ越してきて1か月。遠距離だった彼氏とも今までとは比にならないくらい会いやすくなって、今のところ2週間に1回のペースでは会っています。

ただ、最近思うんですけど……
なんか、一緒にいても寂しいんだよな？

比較的簡単に会えるようになったし、平日会えなくても電話をかけてきてくれる。いろんなところに二人で出かけたり、我儘聞いてもらって私の食べたいものとか行きたいところに付き合ってくれる。

……それでも寂しいと思ってしまうんです。なんて贅沢な人間なんですかね。私って。
この前の記事にも同じようなこと書いてるので、お暇でしたら覗いてみてください。

寂しいと思うのにも、多分理由があるはずなんです。勿論、彼と一緒にいる時間は、すごく楽しいし充たされているし、幸せ。遠距離の時みたいな不安とか、寂しさとかはかなり軽減されています。会いに行こうと思ったらすぐに行ける距離だし。

ただ、なんだろう……どうしても拭えない漠然とした不安とか、寂しさっていうのは、遠距離じゃなくなった今でも勿論あって。
お互いに忙しいし、余裕がないから仕方ない、と割り切っている部分はあるけど、人間って次から次へと欲が出てくるもんですね。

こんなに優しくて私のことを思ってくれている人に、また更に期待して勝手に落ち込んで。こんな自分が本当に嫌なんですよね。

他人を変えるのが凄く難しいのは、ずっと前からわかっていました。だから、自分が変わらなくちゃ、って思うのに。
……自分を変えることさえも、難しいもんですね。

何回も何回も、｢言葉にしないと伝わらない｣｢期待をするのではなく、自分の行動から変えていく｣と、このnoteにも書いてきました。これは、自分への戒めのため。

自分に言い聞かせるようにしなければ、意識することができないからです。彼に変わってもらうんじゃなくて、自分が変わらなきゃ、って。

……でも、どうしても寂しいんだよなあ。
どうしようもなくない？これ。

この前彼がうちに遊びに来た時に、最近はなかなか言えなかった｢好き｣という言葉を、寝る前に彼に伝えてみました。
……ただ、またここでも期待してしまった。彼の｢好き｣が返ってくるのを、期待してしまったんです。

でも、返ってこなかった。代わりに、優しい笑みだけが返ってきました。
……また期待しちゃったな。私だけにくれる微笑みも嬉しいけれど、やっぱり言葉が欲しかった。私、なんて傲慢なんでしょう。

期待することを、お返しを求めることをやめられない。このままじゃ、ずっとこうなんじゃないかって怖くなって。

いつか、彼に対して不満だらけになっちゃうんじゃないか、って。そんなことを考えるだけで、どうしようもなく怖いんです。
でも、｢好き｣という言葉を無理矢理言わせたとて、多分私の欲求は満たされない。彼が自発的に口にした｢好き｣が欲しいから。

……あーあ、また期待してしまうんだろうな。てか、もう期待しちゃってる。嫌だ。

この前の記事にも書きましたが、「かわいい」も「好き」もしばらく聞いてない。2年半以上付き合ってるからそれも仕方の無いことなのかもしれないけど、私の心の中にいる乙女は寂しがっています。笑

正直、期待したいよ。本当は。
でも、それで自分で勝手に落ち込むくらいなら、やめた方がいいんだろうな。わかってるんですけど。

すごく忙しいのに私のために時間を作ってくれたりとか、一緒に出かけてくれたりとか、電話かけてきてくれたりとか。大事に思ってくれてるから、好きだから、そういう行動に繋がってるんだと思う。

だけど、私は我儘なので言葉が欲しいんですよね。それで安心したいの。
これは自分にも言えるけれど、「行動や態度で伝わるだろう」という考えは、きっと幻想にすぎなくて。

大事なことほど、言葉にしないと伝わらないし、わからない。これは、自分で身をもって経験してきたからわかる。
だから私は常々、「言葉にしろ」と自分に向けて書いてきました。

……難しいね。言いたいこと、ちゃんと言えない自分に腹が立ちます。何勝手に寂しくなって、期待して、落ち込んでるの？って。

こうやって画面上で言葉にするのは簡単だけれど、いざ面と向かって話すとなると、なんでこんなに難しいんだろう？永遠の謎です。
だから、お手紙とかを効果的に使っていきたいんですよね。この前のバレンタインにも、普段なかなか言えなかった思いをお手紙にして渡しました。

はァ〜……またお手紙にするか。でも、ちゃんと自分の声で伝えることも大事だと思うから。
とにかく、勝手にくよくよするのはやめます。もうここで宣言しよう。頼むぜ、自分。

また無意識に期待してしまったりするかもしれないけど、それをいかに意識下に持っていくかが鍵だと思います。ヨーシ、常々目標に掲げている｢強い女｣になるぞ。

それでは、今回はこのへんで。