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ブームの話

一つのことが長続きしないタイプです。

読書、映画、演劇、創作、仕事絡みの勉強、ゲームなどなど好きなことは沢山あります。集中出来る時は良いのですが、持続が短いのが欠点です。

その時々のブームというかサイクルがあります。
しばらくの期間読書熱が続いていたと思ったら、少しずつ映画熱が出てきて読書熱が冷める。映画熱が続いていたと思ったら演劇熱、創作熱、、、合間合間にやたらと勉強熱が高まり、またしばらくすると今度はゲーム熱が盛り上がる。。感覚的には数ヶ月単位でサイクルが変わる感じです。

エリクソン教授らの研究をもとに、マルコム・グラッドウェルが提唱した「1万時間の法則」という言葉があります。ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、1万時間もの練習・努力・学習が必要というものです。
勿論、1万時間は絶対条件ではなく、効率よく質の良い学習をすればもっと短い時間で一流になれるでしょう。
でも何をするにしてもそれなりの時間を費やさないと、「深く知る」に結びつかないのは確かだと思います。深く知るそのために「努力」を「し続ける」ことが必要だと思うのですが、この「し続ける」がとても苦手です。

「し続ける」が苦手なのに「物事を深く知りたい欲」が強くあるのが厄介で、この矛盾に飲まれ過ぎると気持ちが落ち込んでしまいます。気をつけないといけません。

1冊の本を熟読して、どのような事が書かれていたのかを裏の裏まで読み込んで考察出来る人、

1本の映画を見て、物語全体に込められた意味や、各シーンに散りばめられたセリフや動きやセットなどから意味を読み解ける人、

仕事に関わる知識や経験を貪欲に学び続け、それをまとめ続けられる人、

RPGゲームであれば、ただクリアするだけでなく、全ステータスを最大まで上げたり、裏ダンジョンや隠しアイテムを全て手に入れるまでし続けられる人などなど。

私がたとえ好きな事であっても一つの物事だけを長期間にわたってし続ける事が苦手な分、一つのことに没頭して、それをずっとし続けられる人が羨ましいですし、心から尊敬しています。

今は読書熱が少し落ち気味で、仕事絡みの勉強熱が高まっています。映画熱とゲーム熱はここ半年ほど熱が高まりません。創作熱は続いているものの、中々物語がまとまらずに悶々とする日が続いています。

いつかは何か一つのことに1万時間没頭したいという気持ちを抱えながら、今日も今のブームと向き合っています。

#日記 #エッセイ #ブーム #サイクル #極めたい #1万時間の法則 #継続は力なり #し続ける




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