見出し画像

心地良さとダイエット

こんばんは。
理学療法士兼ピラティスインストラクターのYUUKIです。
今回はInstagramであげた心地良さとダイエットの関係の記事を深掘りしたものです。

自分にとっての心地よいを見つけていく。

例えば、ダイエットが目的だとして
そのために運動を取り入れるとする
運動1つにしても色んな種類、強度がある
その中でも自分のからだが
この運動は心地が良いな~。
と思うものは自然とやりたくなる。
だから習慣化しやすい。

習慣って別に毎日しなくても周に1回やることを
毎週、毎月、毎年繰り返していれば
それは立派な習慣。
わたしはとても飽き性のハマり性な性格だから
流行りに乗ったダイエットはとりあえず
やってみて、だいたい3日坊主。。
わたしってほんと続かないよな~。と
自己嫌悪に落ちる。。みたいな負のループ。
でも、それは違う。
それは、からだが心地よいと感じなかったから。

ピラティスやヨガを始めてからは
こんなにからだってすっきりして
気持ちがいいんだな~🌱𓂃 𓈒𓏸
とからだが感じ、覚えてくれたおかげで
運動という厚い壁がわたしにとって
なんともないことに変わった。
前までは義務、やらなきゃ!みたいなことも
なくなって自然と生活の一部になっている。

心地良さを感じるということは
幸せホルモンであるセロトニンが分泌されています。

セロトニンは、副交感神経から交感神経へのスイッチを切り替え、
やる気スイッチを入れてくれます。
朝起きる時にすっきり起きられた経験ありますよね?
このときはセロトニンの働きが上手くいってる証拠。また、痛みのコントロールにも関わっているようで、セロトニンの分泌が低下すると痛みを感じやすくなるとか。。

セロトニンは、元気をこころとからだに与えてくれる天然の精神安定剤のような(これは私の中での印象です。)

セロトニンが分泌されるためには、
まずひとつ。お天道様の力を頂く。
=太陽の光を浴びること。
日光が網膜を刺激して、直接セロトニンを活性化させます。
室内の明かりでは足りないのです。
セロトニンは朝起きてから分泌され
夜寝ると分泌が止まるという特徴があるため
そういう意味でも朝起きたらまず外に出て
朝陽を浴びることがよいとのこと。

まず、運動習慣が全くない方は
この朝日を浴びること。
から始めてみてもいいですね!
運動前のやる気スイッチにも効果的です!


2つ目はリズム運動。
リズムと聞くとダンス?ちょっと、難しいかも。
と思わないでくださいね。
私たちが無意識でしている「呼吸」
これも立派なリズム運動です。
呼吸は普段の浅い呼吸ではなくて
下腹部を意識したしっかりと吐く呼吸。
イメージはヨガやピラティス、太極拳などの呼吸。
カラオケや楽器演奏もしっかりとした呼吸を使うのでいいですね!
あとは、ウォーキングや自転車もリズム運動です。

3つ目は、集中すること。
5分でも10分でも30分でも
自分の集中できる限りの時間でこのリズム運動を
行っている時、セロトニンは分泌されています。

運動メインでセロトニンが分泌されることをまとめましたが
他にも動物とのスキンシップや友達や家族とお話をしているとき(心地良さを感じられるような会話のとき)、
やり甲斐を感じた時なんかにもセロトニンは分泌されているようです。

つまり、心地良さを感じられることを見つけていくことが
セロトニンを分泌させていくコツなんですね。

ちなみに、睡眠の質を上げてくれるメラトニンの材料はセロトニンです。
日中どれどけセロトニンを出せているかがポイントのようです!
寝る前にスマホを触るなといいますがこれも画面の明かりで
メラトニン分泌が止まってしまい、睡眠の質が下がってしまうからなんですね。
寝る2時間前にはパソコンもスマホもやめる。
そうすることで自然にセロトニンが活性化されて、
メラトニンも増え、結果、朝スッキリと起きられるようになっていくしくみのようです。

ちょっと脱線してしまいましたがまとめです。

ピラティスは背骨を動かすエクササイズがとても多いです。
背骨に通っている自律神経を刺激し、胸式呼吸と共に交感神経を優位にさせていきます。
また、呼吸に合わせてリズム良く動いていきます。結果的にピラティスをすることでセロトニンが分泌され私は心地よいと感じていたのかもしれません。

自分にとって心地の良い選択を運動にも取り入れてみる。
逆にいえば、自分にとって不自然に感じるものをなくしていく。
そうすると知らず知らずのうちに目的だったダイエットが成功しているなんてことも。
私はこれで気づけば、10年減らなかった体重がいつのまにか減って身体が軽くなっていました。
体重が全てではないですが。。。

参考になると嬉しいです🌼