映画「マトリックス リザレクションズ」の映画感想文

やあやあ

やっとこさ見ました
本来であれば、いの一番に飛びつくべき映画であったのは確かなんですけど
現実が忙しいとマトリックスになんてかまってられないよね
という皮肉で始めさせていただこうかと


まず早速の残念ポイントなんやけど
モーフィアスが概念と化していたこと
過去作ではモーフィアスはネオ信者であると共に預言者の言うことは~?
絶対!!ということでやらさせていただいてたんですけども
今作ではシュッとしたスマート坊主でした、と言うよりもプログラムやった
なんやそれ
ローレンスフィッシュバーン出せよ!
ジョンウィックにはでとるやないか!

あと正直な話で言えば、リローデッド・レボリューションで話がややこしくなりすぎていて、僕の過去の解釈があってるかどうかも怪しい
ま、それは言い訳として
モーフィアスはもっと大きい黒人にするかもっとガラッと変えてしまってもよかったのかも。


まま良かった点は、随所に過去作のシーンがちりばめられてる演出かと
個人的には、そこでのレガシー感は好みやし、意識がノイズの様に乱れるのがマトリックス内でのいいところでもあるのよ、第三者視点というか客観性というか
他にもたぶん強いメッセージはあったと思うけどそのあたりは特にどうでもよー


ずば抜けて素晴らしかった点は、「トリニティ」に尽きる
正直なところで言えば、予告の「トリニティ」を観た瞬間から、
「いい年の取り方してるな」がバチコーンと来てて
結果的にトリニティが飛ぶシーンでは「歓喜」を感じた。

あれは女優さんの「人」のなせる業で、反対にムービースターであるキアヌがチープに見えるまであった
特にロン毛や髭は俳優キアヌであり、マトリックス中におけるアンダーソン君の物ではないと感じた次第であります。
もちろんそのあたりの蓋然性は不確かやけど
個人的には「ネオ」でも「アンダーソン君」でもなく「キアヌ」がそこに居たという感覚
もちろんこれも俳優として悪いってことではないけど

ストーリーについては
ま、特段いうことない気がするな
過去作のような「人間vs機械」という一元的な話ではなくなっているとのことやけど
そのことがマトリックスの相対的価値を下げてしまっている気はするわな
もちろん細かい設定的に言えば、人間側は依然として苦しい状況には変わらんのやろうけど、過去作のような終末思想に近い滅びのカタルシスみたいなのはなくなりましたね。

過去作も含めて最終的には、「ネオ」「トリニティ」がどう生きたいかというものでしかないのかなとも思えるばってん。

なんかまとまり切らないので
もう一度見ます。

ぱそす

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