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公務員のリアル

地方公務員の現場が、世間とかけ離れているのではないかな?と思うことがよくあったので、私の経験を通じてリアルな公務員の仕事を書いてみようと思います。
(都道府県、市町村、配属部署によって大きく変わります)
これから公務員を目指す人は、知っておいて損はないです!!

世間のイメージ

私が、色んな人からよく言われるイメージは、残業なし、福利厚生が手厚い、座り仕事で体力的に楽、給料が高い、仕事しなくても給料がもらえる、クビにならないなど…
皆さんの中にもそんなイメージの人はいませんか?

公務員の仕事

実は配属部署で転職並みに業務が違います。
事務処理の多い部署、現場での作業や活動の多い部署など本当に色々です。
例えば、住民票や保険の手続きの場所は事務作業が多いですが、道路の保全や上下水道の工事を担当する部署やクリーンセンターなどは現場に出ることが多いです。
この一例だけでも全然違うと思いませんか?

また、公務員の仕事で全員が関係するのが、災害時の業務です。普段、事務仕事をしていても避難所の開設や給水活動など現場での活動は必須です。しかも昼夜問わず。
なので、公務員は体力がないと、とてもしんどいです。

イメージとリアル

それでは、世間のイメージとリアルのギャップがどれくらいあるか見ていきましょう。

  • 残業なし❌               私の働いているところでは、月に100時間超えもあります。だいたい月に20時間〜30時間の残業が多いのではないでしょうか。

  • 福利厚生が手厚い⭕️                                       これは、合っていると思います。旅行の割引があったり、人間ドッグを安く受けられるなど生活面で助かることは多いです 。

  • 体力的に楽❌              前述しましたが、公務員は体力が必要です。災害が起きなくても、行政主体のイベントやボランティアで休日出勤があったり、残業時間が長くなったりと体力が無いと乗り越えられないことが多いです。

  • 給料が高い🔺              これは、微妙です。勤務地によってかなり幅があります。ちなみに私自身の感想としては、地方で働いている女子の中では高い方だと思いますが、男子であれば、正直そんなに高くはないなという感じです。

  • 仕事しなくてもお給料がもらえる、クビにならない⭕️                                                            制度だけでいうと○ですが、仕事をしないで周りから冷たい目で見られることに耐えられる人にしかできない技です。まず、大体の人は他人の目よりも、自分で自分が許せなくなってくると思います。ただ、一定数こういう人は存在します。

まとめ

「公務員=楽できる」という時代は、もう過ぎ去っています。
確かに昔はのんびりしていたんだろうなと、先輩や上司の話を聞いて思います。 
しかし、今や行政サービスも多岐に渡り、複雑な事務も増え、要望も増え、同時にクレームも増えている時代です。
窓口で怒鳴っている人を見るのは、日常茶飯事。
これが公務員のリアルです。

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