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犬と猫の飼育頭数が逆転をした今、トリミングサロンの未来はどうなる?

2018年に犬と猫の飼育頭数が逆転して、今後も猫の飼育頭数が伸びると言われています。

犬の飼育頭数は激減しているの対し、猫は微増といった状況です。

猫はしつけもしなくていいですし、ペットフード代も少なくトリミング代も必要ありません。

アニコムの調査では犬にかける費用は年間34万、猫は16万と発表されていて、犬を飼う方が2倍以上もコストが違うんです…!

そりゃ、飼いやすくコストが安い猫を飼う人が増えるのも当たり前かもしれませんね…

3年5年の短期間ではほとんど変化はないと思いますが、10年もすればトリミング業界も大きく変化が訪れてるでしょう。

今回は犬猫の飼育頭数が逆転をして、将来が不安なトリミングサロンオーナーやトリマーさんに向けた内容になっています。

最初に一つ断言しておきたいのは、「変化をしなければ衰退と一緒だ」ということです。

衰退するのが分かっているなら、今この時点で対策を一緒に考えていきましょう。

※犬猫の飼育頭数について詳しく知りたい方は「平成29年(2017年)全国犬猫飼育実態調査 結果」に発表されているの参考にしてみてください。

今後トリミングサロンの経営は厳しくなる


犬の飼育頭数が減ってるので当たり前ですが、トリミングサロンの経営は厳しくなるのは既定路線と言えます。

今後も犬の頭数が増えるといった望みは薄く、コストも安く癒やされる猫は、現代人のペット代表になるでしょう。

じゃあ、トリミングサロンはどうすればいいのか?


犬はステータスの象徴に回帰する


今でこそ、犬は気軽に飼えるペットになりましたが、昔に犬を飼う人たちは「血統書付きの犬」などと自慢し、犬をステータスの象徴と捉えていました。

今後犬を飼う人が少なくなるにつれ、犬はステータスのあるペットという風に戻るでしょう。

犬を飼う人は経済的にも、散歩にいく時間的な余裕がある人が飼うペット、といった風にです。

犬の頭数は少なくなるが、カットにこだわる人は増えるだろう


犬の頭数が少なくなりますが、経済的な余裕がある人が飼うことにより、トリミング単価は上昇するはずです。

今ですら、トリミングサロンは人手不足なので、単価を上げて人件費に還元をしないと成り立たなくなってきています。

他の業種でも同じようなことが起こっていますが、今までのトリミング料金が安すぎるといった負の側面はありましたが、今後改善されていく流れです。

低価格で技術力なないトリミングサロンは潰れ、高価格で技術力が高いトリミングサロンが生き残る


全体の数が少なくなれば、低価格で技術力のないトリミングサロンは採算が合わず潰れるでしょう。

しかし、高価格で技術力や付加価値を提供できるトリミングサロンは、犬の頭数が少なくなっても利益を出すことは可能です。

結論から言えば、トリミングサロンは付加価値を付け、単価を上げることで生き残ることができるでしょう。


若い人にはチャンスが眠っている

トリミングサロンは変化が遅い業界で、批判を恐れずに言うと、10年前の知識や技術で経営している店舗が多いです。

若い人がトリミングサロンオーナーは勉強熱心で、日々技術や知識を向上させ、犬業界を良くしたいと思う熱い人達も多くいます。

しかし、昔ながらのトリミングサロンでは、日々のトリミングで忙しく、技術や知識がアップデートされていないまま時を過ごしてきた店舗も少なくありません。

だからこそ、若い人たちの優れた技術と知識があれば、トリミングサロンは私からすればブルーオーシャンだと言えます。

ブルーオーシャンとは競合がいない・少ない市場のこと


思考停止するな、変化しろ

最初に書いたように、「変化をしなければ衰退と一緒だ」と一緒のことですが、時代に合わせて変化をすることが経営において大切です。

それはお客さんのためを追求することで、自然と変化が可能になります。

変化をするのはとても怖いですが、一歩さえ踏み出せば次の足が自然と前に出てるはずです。

まとめ

●犬と猫の飼育頭数が逆転して、今後変化しないトリミングサロンは厳しくなる
●犬はステータスの象徴となり、お金を出す金額は増える
●思考せずに変化をすることが大切

以下のリンクでは少し具体的なトリミングサロンの変化について書いてあるので、よかったら参考にしてみてください。

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